2000/06/01 (Thu)
──静かに流れ込む風が心地よく、広げられたままの本が乗った机に頬杖を付き、窓の外を眺める。昼下がりの微睡みの中。
優子「せめて、可愛い女の子だったのなら、絵にもなるのにね」
──現実は、いつもの詰め込み部屋が今日は使えなくて、会社から追い出され、図書館でプログラムの本をダラダラと読む、いち会社員だもんね。
優子「ついに追い出されたのか…とも思ったけど、どうやら木曜日だけみたいね」
──そうじゃないと困るよー。仕事もないのに、パソコンすら触れない場所に行かされたら、勉強できんよー。
優子「本日の通勤読書は、ぷる氏から借りた「文通/吉村達也(角川ホラー文庫)」ね」
──と、言っても、この本をぷる氏に勧めたのは私なんだけどね。
優子「勧めたくせに、自分は読んだ事がないとは、無責任な人ね」
──本当はずっと前から買おうと思っていたんだよ。でも古本屋に無くてさ。もともとこの本、「手紙」というタイトルだとばかり勘違いしていて、その時は沢山、古本屋で見かけたけど。
優子「勘違いしていたときにはよく見かけたのに、タイトルが解った後に手に入らなくなるとは、誰かの陰謀っぽいね。ホラー文庫だし(笑)」
2000/06/02 (Fri)
──朝、出発前に見たBOISさんから送られてきたお題SSは、とても切なかった。
優子「不覚にも、じーんと来て…電車に乗り遅れそうになっちゃった」
──仕事は家に持ち帰らない…と思っていたのに、持ち帰ってしまった。
優子「仕事なんていいながら、どうせ自習ついでに作っているプログラムでしょ。大袈裟な」
──だってなぁ。週をまたがないなら、家には持ってくるつもりがなかったけど、どうしても続きがやりたくなったし。いかん。ぷらいべーとな時間と仕事の時間はっ…。
──昼飯に行ったスパゲッティ屋は、なかなかボリュームがあって良かった。
優子「ぷる氏に教えてもらった隠しメニュー?が凄かったわね。量多すぎ」
──おまけに、その店のオヤジがノリのイイオヤジで、ゼンジー北京(?)に似ていたよ。
優子「サインはVなんて、久方ぶりに聞いたわよね…」
──「Eye's Blue」で良いのかな?>BOISさん。
優子「いまいち、アルバムタイトルが思い出せなかったけど、歌い手さんが見たことのある名前だったから、これかなーっと思ったんだけどね」
──てことで、大須まで行って買ってきたよん。
優子「本日の通勤読書。朝、「文通」読み終わり…だけどね…」
──ううっ…途中まで面白かったのに…ううっ…。
優子「最後が物足りないわね。後味の悪さとは別で、ほんとうに何でここで終わり?という感じ」
──あうう。
優子「で、通勤読書、夜バージョン。「フリクリ(1)/榎戸洋司(角川スニーカー)」を借りて読む」
──DVDで見てるからいーんだけどね。それにDVD2巻の内容の辺まで書いて有るみたいだし。
2000/06/03 (Sat)
──るるる〜(T-T)
優子「ほらほら、泣かないの」
──没〜没なんだよ〜。没ってるんだよ、ぼつぼつぼーつ。
優子「ああもう、訳の分からない歌を歌わないでよっ」
──だってさぁ…お題SSに考えていたネタを書き始めたんだけど、4時間くらいかかっても半分も進まないし、話はつまんないし、没オーラがどんどん文章から漂ってくるし。「悪あがきすると体に悪いから、没ね」と、優子は言うし。
優子「いつ、私が言ったのよ、そんなことを!」
──電波が聞こえたんだよ。うん。
優子「だぁ〜。まだ2週間あるんだから、なんとかしなさいっ」
──あとはレンタル屋に先週借りたビデオを返しにいったり、通勤読書用の本を古本屋で買ってきた一日でした。
優子「あと読書でしょ?」
──あ、いや…まぁ。
優子「えーっと、本日の休日読書は…「ロマンシング・スクール/鳳翔伶(ナポレオン文庫)」…って、これは…」
──深く考えないように…って、挿し絵を見るなって。
優子「エロだわ…。ついに手を出してしまったのね」
──一応、こういうのも知らないと。ほら、知らないよりは知っていた方が…。
優子「ふーん。で、どうだったの?」
──そーさなー。埋蔵金を探す為に学校に転校してくる話だったけど、埋蔵金の隠し場所及びその隠し場所の雰囲気がいまいちかな。
優子「そりゃ、埋蔵金がメインじゃないんだしさ…」
2000/06/04 (Sun)
優子「昨日のきまちゃ(チャット)にて、私に対する疑惑がみさとさんから発せられたけど、誤解よ誤解。最終話まで読めばきっと誤解だと解っていただけるわ」
──でもあんま変わらない気が…
優子「だぁ〜っ! うるさいー」
──結局家に持って帰ってきた、会社で暇つぶしに作っている時計ソフト。有る程度は完成してきたかな。
優子「あとは、会社でまた続きね」
──絵もちゃんと書けたしね。ちび優子(笑)
優子「あはは。ちびキャラ描くの下手なくせに、よく頑張るわねぇ…
──あとは、せれっちも使いたいんだけど、また絵のデータをセレネさんにもらおうかな?
──今日はF1だあ。
優子「伝統のモナコグランプリね。モナコと言えば、かなり昔の、セナとマンセルのラスト数周のドッグファイトが今でも思い出に残ってるわね」
──でも細かいことを覚えてないんだなぁ…。あれって91年か、92年ぐらいだったと思うけど…。うーん。それにどちらが勝ったか忘れちゃった(笑)
優子「それでも、今でも強く印象に残っているバトルね」
──で、話は戻って、今回はシューマッハ応援かなー。
優子「モナコ・マイスターだもんねっ」
──うぁ…。リタイアだぁ…。
優子「まさか、ここまで来て…シューマッハがぁ…」
2000/06/05 (Mon)
──週の始めというのは、まぁやる気が起きないもので、会社でやってたお遊びプログラムも週末に家で殆ど済ませてしまったと言うことで、する事が無くて、ふと思い立って本を読んで、ちょこちょことプログラムして、ぼけーっとして、メールをゆうひさんに送ったりして、定時になって、即座に退社するような月曜日。
優子「午後の三分の一は寝てたからねぇ…。お題SSのネタも思い付かないまま」
──うぐぅ。それは言わないで…。
──なーんか、今までずーっと仕事がなかったが、明日は別の事業部の部長と面接らしい。引き抜きか? なんて思いつつも、まだ今の場所でさえ、借配属で仕事もないと言うことを思い出した。
優子「さーて、どうなるのかしらねー。いよいよ仕事が始まるのか、それとも今まで勉強していたのと全く別の事をしなくちゃならなくなるのか、外回りに連れて行かれてしまうのか」
──ううっ…人付き合い苦手だから、営業みたいなんはいややなぁ…
──なんだかんだと、BOISさんが勧めてくれたり、とあるサイトで面白い(not おかしい)と書かれていたので、帰りに「最終兵器彼女/高橋しん(小学館)」というマンガを買ってきた。
優子「おもいっきり途中から展開ががらっと変わってるね…ものすごすぎて、唖然としてしまったよ」
──話は面白いし、絵も良いし、せつなーい感じがするのだけど、でもなんか思いっきりヒット…って感じじゃなかったかな。BOISさんの話を聞いて、買う前の期待が大きくなりすぎていたからかも知れないけど。
──本日の通勤読書。前回の「文通」の不満足を解消するためというわけではないけど、また手紙モノ。「ファンレター/折原一(講談社文庫)」です。折原と言えば、ONEを思い出してしまう私はダメ人間。
優子「とある覆面作家の元へ届くファンレターに関わる話が短編で書かれている話。まだ途中までだけど、今まで読んだ部分の短編は、十分満足。最後はどう持っていくのかな」
──覆面作家の正体が明らかになるのか、それとも別の展開が待っているのか…楽しみだねぇ。
2000/06/06 (Tue)
──まさか、勘違いだったとは…。
優子「あんたねー、自分の会社の組織ぐらい覚えてなさいよ」
──ずーっと、ネット関係の事業部だと思っていた今日の面接は、その場に行ってみて始めて、まったく別の事業部だったことを知る。
優子「ぷる氏は、始めから解っていたみたいだけどね」
──おしえてくれよなー。昨日ずっと、ネット関係だと思って、みさとさんにどんなことを聞いたらいいのかとか、いろいろ相談して、考えていたのに。
優子「で、その結果は?」
──あからさまに、行きたくないような受け答えをしたので、多分私はお役ご免だろうね。嘘はつきたくないから、正直に希望と違うと伝えてしまったし。
優子「と、いうことです」>ゆうひさん
──本日の通勤読書。朝は「ファンレター」の続き。最後まで文句無し面白かったです。最後の最後で、なるほど、こういう終わり方か…と思ったら、それすらもひっくり返されてしまって。
優子「結局、同じ人の本はなるべく買わないと言いつつ、昼に別の作品を買ってしまってるしね〜」
──で、帰りは、「不在証明崩壊/ミステリーアンソロジー(角川文庫)」
優子「8人の推理小説作家のアンソロジーね。最も、推理小説作家に詳しくないから、殆ど聞いたことのない名前ばかりだけど」
──たまにはこうやって色々な人のを一気に読んで、掘り出し物を探すのも良いね。
2000/06/07 (Wed)
──配属決定だね。
優子「そうだね」
──ぷる氏だけね。
優子「そうだね」
──私は、やっぱりお呼びは掛からなかったね。
優子「そりゃ当たり前でしょ」
──こうして私は「野にさまよう」んだね。みさとさんの言うように。
優子「でも、行きたくないところだったんでしょ」
──うん。だからいいんだけどね。
──今日は昨日と打って変わって、JAVAを一日中お勉強。簡単なゲームを作ろうと思って、まずはウィンドウ作成や、メニュー作成、メッセージボックス用クラスを作成する。
優子「あのさー、なんでSwing使わずに、AWTだけでやってんの? メッセージボックスとか、Swing使えば一発なのにさ」
──だってさー、基本的なウインドウはAWTで作ってて、見た目の変更の仕方が解らないから、Windowsの見た目なんだよ。で、メッセージボックスだけSwingで作ると、それだけ見た目がJavaな感じだもん。
優子「だったら、フレームからSwingで作りゃ…」
──それはそれ、Swingの使い方いまいち解らなくて。本は古いし、サンプルは英語やし。明日、図書館でSwingの本探すさ…。
優子「なんなら、法全大先生にでも聞いちゃえばいいのに」
──あぅ。だって今、絵が描けないんだもの。お礼イラスト描ける状態に戻らないと。
優子「そう言いながら、描かないとどんどんダメになっていくのよね…」
優子「本日の通勤読書は、昨日からの「不在証明崩壊」読み終わりね」
──8つの作品の中では、「オレンジの半分/加納朋子」が一番良かったかな。アリバイ…と言えば、殺人事件と行きそうだけど、まったく違うジャンルの話で持ってきたところが印象に残った。
優子「読み終わった後の謎として唸るのは、「シャドウ・プレイ/法月綸太郎」かな。えっ…どっちなの? と云う感じで」
2000/06/08 (Thu)
──ちゅー訳で、木曜日は会社に居場所がないので、新入社員揃って、図書館へ。ま、いろいろ調べておきたかったJavaの本とかを探して過ごす。
優子「でも、1年前とかの本しかないのよね。JDK1.0〜1.1なのよねー」
──後は、オープンソースの読み物とか、何気なく手にとって面白そう(って言っていいのか?)だった、裁判の判決を載せている月間冊子とか。
優子「良く考えたら、裁判結果をテレビでは見たりしているけど、実際にどういうことが判決として言われたとか、そういうのは読んでみないと解らないからね」
──それに、ああいうの特有の解りづらく、それでいて漏れがない様に書かれた文章というのも一度くらいは読んでみないと。知識として。
優子「そうね。でも、いちおー仕事時間中ね(笑)」
──あはは。充実しているから良いんだよ。て事で。>ゆうひさん
優子「本日の通勤読書は、「遭難者/折原一(角川文庫)」ね」
──先日読んだ、「ファンレター」の作者だね。なんとこの本、文庫なのに、箱入りで、さらに二冊組なのです。
優子「一冊目は、とある登山で遭難した人の追悼集という形で書かれていて、二冊目はその追加分という形で、その遭難の真相を解き明かそうとする人のお話」
──作り方が上手いね。この前読んだ「ファンレター」も面白い作り方の本だったし、今回もこういう方法で物語を見せるかーという感じ。
優子「こういう方法が色々使えるのは、同人誌とかオンライン小説などの方が容易なのに、あまり見かけないしね」
──それを普通の文庫でやるとはねぇ…。まあ、箱とか分冊とか、古本屋向きな本ではないけどね(笑)
2000/06/09 (Fri)
会社のパソコンでネットに繋がるようになったとか、JAVAで作っていたパズルゲームがひとまず完成したとか、グンペイのJAVAアプレット版を見つけたとか、いろいろ有ったけど…
親睦会で、飲んで、吐いた。
すまん。みんな…
2000/06/10 (Sat)
優子「おっそいなー。もう朝になっちゃったじゃない」
──うう…ただいまぁ…
優子「お帰り…って、うわ…」
──あうう。吐いたよぉ…。カラオケボックスで始発列車待ちだよぉ。気持ち悪いよぉ…。
優子「ああもう、飲み過ぎ。さっさと風呂に入ってきて、小説アップして、寝なさいっ!」
──はいぃ…。おやすみなさぃ…。(朝8時)
──はぅ。と言うことで、10時間くらい眠って、やっと目が覚める。
優子「おはよー…って、もう夜だけどね」
──改めて、昨日から今日にかけての日記書きますか。えーっと、事業部の親睦会で飲んだ後、いつもならそのまま帰宅するのだけど、二次会へ行ってしまう。
優子「多分それが原因なのかな?」
──どーかなぁ。二次会のカラオケでは何も飲んでなかったけどな。まぁ、カラオケの重低音がズンズンと来たのかも知れないけど。
優子「しかし、無様ね。ネタにはなるけど、もう二度と吐くんじゃないわよ」
──あぅ。そして、三次会(笑) 既に帰る電車が無くなっていたので、栄のカラオケボックスにて、オールナイト。始発電車を待つ。
優子「なんか、ダメサラリーマンの典型っぽくない」
──一度くらいは経験すべきことだね…嘘です(T-T)
──と、いう状態でも、通勤読書(笑)
優子「有る意味、この状態でよく本が読めたわね…」
──始発列車だったし、その頃になったら回復してきていたんだよ。
優子「で、「落選確実選挙演説/ビートたけし(新潮文庫)」ね」
──また今までとは違った種類の本を読もうかなと。ただ古い本なので、書いてある内容は一部古いけどね。
優子「ちょっとちょっと!」
──ん? どしたの?
優子「由紀姉さんが、BOISさんの所の日記に居たのよ!」
──あれ? 本当だ。旅に出ていたと思ったら、あんな所に。
優子「最近、なんか思い詰めていたような感じだったけど、日記を読んだ限りでは、なんとか立ち直ったみたいね」
──そうだね。以前、あっちのキャラを誘拐(笑)した首謀者なのに、あんなに優しくしてもらって、良かったね。でも当分、ここの日記には復活しないだろうね。本編で忙しそうだし。
優子「丁度、佳境だからね。由紀姉さん頑張ってねー」
2000/06/12 (Mon)
──日記というのが、自分のことを書くものとしたら、それは自分の精神バランスを保つためにも使って良いというモノで。私は別に聖人でも、出来た人間でも、理想的な社会人でも無いから、全く文句を言わない…なんて事はないわけです。
──就職活動の頃の会社案内を見る。転勤無し。全て名古屋。フレックス。美味しい言葉が並んでいます。まぁ、フレックスなんて無理だとは思っていたけど、転勤無し、名古屋地区で働きたい人という謳い文句で募集していたことは、今でも良く覚えている。
──それに加えて、私は入社試験でも、心理テストでも、遠くへ行く気はないことをはっきりと書いていたし、それで落とされるのなら、文句はないと思っていた。
──で、落とされなかった。はい。そう言うことです。
優子「と、ここまで書くと、ゆうひさんあたりが、『やったね、東京決定!』と、のたまいそうねぇ」
──でも、結論が出るのは、まだ明日以降。確率は7分の4らしい。
優子「てことは、7分の3で名古屋なのね。あ、なんだ結構高い確率じゃん」
──そーなんだけどね。でもイヤだな。嫌なモノはイヤだな。希望を聞かれて、バカ正直に言ったら、それも分かるけど会社というモノは…と改めて、それでも強制じゃないよというニュアンスを中途半端に含めながら言うのはイヤだな。会社というモノが、個人の希望だけで回らないことなどは、分かりきっている上で、それでも希望を聞かれたから私は言っているだけなのに。
優子「回りくどい会話が出来ないのね…」
──あ、なんか誤解されるとイヤだから書くけど、別にはなっからやる気がないわけでも、後ろ向き「だけ」なわけでも無いよ。
──ただ、私は人間的に出来ているわけじゃないから、どこかで不平不満を出しておかないと、いつかは壊れるでしょ。完璧なんて慣れる訳無いやん。目指したくもないし。
──する事があまり無くなってしまったので、会社からBOISさんの所に繋いで、1999年3月〜7月までの日記を全部読む。
優子「懐かしいことが書いてあるわね〜。i-mode用ゲームの話とか(笑)」
──流れたねぇ…(笑)
──本日の通勤読書は…「殺人鬼/綾辻行人(新潮文庫)」
優子「ごめん…私、パス…」
──うん…ちょっと一度に読めない…。怖いと言うより、気持ち悪さが込み上げてきて、読んでいると気分が悪くなって、一章ごとに本を閉じて一休みしないと読めない。
優子「それでも、最後まで読むのね…うう…だめ」
──あと少しだし…はぅ…。
2000/06/13 (Tue)
──昨日は、愚痴りすぎた気がしますね。今日も愚痴です。ええ。気兼ねなんかする訳無いじゃないですか。
──とりあえず、報告としては、まだ決まっていません。既に一人、飛ぶことが決定したので、明日あたり私も結論が出る気がします。一人決定したと言うことは、あと6分の3の確率という事です。
優子「生きるか死ぬか…ね」
──生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。つーか、辞めたら笑いますか?
──のんきな音楽が聴けるわけもなく、ONEのゲームバージョンのサントラを聴きながら通勤。積極的に、永遠に消えていく当たりの音楽を聴いて、外界との意識を遮断しながらの通勤です。そうでもしてないと、すぐにどこかへ逃げ出してしまいそうです。
──と言うか、パブリックな文章に書かれている内容でも、うそっぱちなんですね。とか、ふとすると、そんな事ばかり考えてしまうので、出来るだけ他のことを考えていなきゃ。
──私が強い状態でいられるのは、精神状態が平静でいられる時という事が自分でよく解っているから、そういう生活が出来る場所を選んだハズだったのに。
──あぅ。みさとさん、ごめんねぇ〜。テンション低いメールを立て続けに送ってしまって。一度送り出すと、止まらなくなってしまって…。
──先に言っておく…と言うのは、既に負けること決定みたいで、イヤなんだけど、自分以外も巻き込むことなので。もし飛ぶことになったら、お題SSは中止になります。来週頭にはもう飛んでいって居なくなることになるので。だから、もしもの時のために、自分の連載小説も残り全部、出してから飛ぶように用意はし始めている…。
優子「本日の通勤読書…って、この状態でもやってるのね」
──変わらない日常との、唯一の繋がり。ここで諦めたら、もう終わりになってしまいそうで。
優子「しかし、読んでるのが暗いわね〜「閉鎖病棟/帚木蓬生(新潮文庫)」なのね」
──買ったときは、まだ精神状態が健康だったときだったからね…。でも今これの他は、小説のストック無いし。一応学術書みたいなストックはあるけど、気分的に読めないし。
優子「そして…何これ? 本日のダメサラリーマン読書?」
──特にすることがなかったし、JAVAはいくら探してもバグが取れないから、青空文庫から短めの小説をダウンロードしてきて読んでたの。午後の間ずーっと(笑)
優子「えーっと、「無題/夏目漱石」「羅生門/芥川龍之介」「ある崖上の感情/梶井基次郎」「美少女/太宰治」の4つね」
──良いね。過去の名作が誰でも自由に読めるんだから。こう言うのをPDAなどに入れて、通勤読書で読めば、古本屋で散財する事が無くなるね。
優子「そして、BOISさんの日記を、1999年8月〜2000年1月まで読んだのね」
──うう。ごめんねぇ…BOISさん。
──こういう日記書いていて思うのは、BOISさんから「後ろ向き」と怒られないかという事で、ICQでOnlineになっていると、けっこうビクビクしてます。いや、マジで…。うぐぅ。<この「うぐぅ」が言えなくなったら、最後だな…。
2000/06/14 (Wed)
──例えば、ミサイルランチャーで木っ端微塵にされるのと、デリンジャーで、右足、左足、右腕、左腕、右肩、左肩…と地道に撃ち込まれていくのと、どっちが良い?
──なんて事を言いたくなるような。
──早く結論が出て欲しいのに、まだ出ない。また明日なのか? 何時結論が出るのか、それは分からない。企画自体が流れるのかも知れない。
──そりゃ、都合もあるでしょうし、すぐに決まらないのは仕方ない。仕方ないけど、私が私のことを考える時間が増えれば増えるほど、より一層、自分の希望がはっきりと認識されていきます。
──一応、東京がイヤなのではなくて、自分が飛ばされるつもりが無いから選んだ場所で、いきなり話と違うのが出てきてイヤなのです。
──と、ここまでが本題。
優子「この後は、笑って…読み飛ばせられるのかしら?」
──うーん。どーだろう。とりあえず今日、する事が無くてしていたことは、インターネットで、「退職届の書き方」を検索。
優子「ほら〜、笑えないじゃん」
──会社の規約にも書いてあるけど、退職するときは、一ヶ月前に届け出だね。それがダメでも、民法では2週間前。で、出した後、有給を使って残りの日は逃げるらしい。
優子「あんた、有給なんて無いんじゃないの?」
──と言うことは、欠勤か。金無しか。ま、良いけどね。つーか、今までタダの自習で働いてないし。
──と、ここまでが本題…じゃないって。いやでも、分からない。自分の心の限界によっては、現実にも。
優子「でも、名古屋に決まれば、今までの愚痴は全て無かったことにして、復活するのね?」
──当然です。
優子「本日の通勤読書は、「閉鎖病棟」の続きね。後少しだから、家で最後まで読んじゃおうね」
──そして、仕事時間読書は、「マグノリアの木/宮沢賢治(青空文庫)」と、「こうしてソフトウェアハウスは崩壊した」…とかいうタイトルのどっかのサイトの読み物。
優子「勉強しようよぉ…」
──そーさなー。Javaで作ったパネルゲームをBeOS用に書き直そうかなぁ…。
優子「仕事と違うやん…」
──ありがとう。>いろんな人に
──頑張りたいけど、もう少しだけ落ち込ませて下さい。そうしていないと、潰れてしまうので…。
2000/06/15 (Thu)
──デリンジャーで撃たれた傷に、塩を塗り込まれました(笑)
優子「宣言されちゃったわね。決定は来週だと」
──これで、今週末は悶々としたまま過ごすことに……………なるかぁぁぁぁぁぁ!
優子「あ、キレた」
──もういい。忘れるっ。来週まで、東京行きは誰になるのかとか、仕事とか、全部忘れるっ!
優子「あの、ちょっとぉ…」
──うるさいうるさいうるさいうるさいぃぃぃぃぃ、うきぃぃぃぃぃぃぃぃっ。
優子「ひ〜ん。壊れちゃったよぉ…」
──と、言うことで、お題SSの発表日までは、生き残ることは出来たようです。
優子「だからちゃんと受け取ったのは公開しますからね。安心してね」
──それにまだ、作品は受け付けてますからね〜。よろしくぅ。
優子「今日は図書館の日だったわね」
──うん。会社の施設が他に使われて、居場所がないからね。
優子「今日は何を読んだのかな?」
──えーっとね、図書館にいた5時間半のうち、5時間が「失踪者/折原一(文藝春秋)」を読んで、10分がPerlの本読んで、残り20分がその他。
優子「なんか凄く分厚い本ね。失踪者。それにしても、また同じ作者の本読んでるし〜」
──だってさぁ、本当にこの人面白いからなぁ。それにこの本、ハードカバーだったから、通勤読書出来ないやん。図書館で見つけて、読みたくなったのよ。
──あと、本日の通勤読書。小説のストックが無くなったので、「日本人と遠近法/諏訪春雄(ちくま新書)」を読む。
優子「なんとなく古本屋で手にした本ね。あんた、まだ絵に関する本を読むような、お絵かきさんのつもりなのね(笑)」
──うっさいなぁ…。ちゃんと描くよぉ…。
2000/06/16 (Fri)
──カチカチカチカチ…と言う音に、隣の隣を見れば、格ゲーですか(笑)
優子「今日は、腐ってたわね。実習室の中。まあ、同時進行でネットワークの設定していたみたいだけど」
──つーか、アレだね、インターネットに繋がったから、ゲームをダウンロードしまくってるみたい。まあ、タイピングソフトとかだけどね。
優子「そしてあんたは、丸一日掛かって、「如何にして、ソフトウェアハウスは崩壊したか!」を読み終わったのね」
──同時進行で、Javaのサイトと、オブジェクト指向のサイトと、スペランカーのサイトを見ながらね。
──結局、Javaで書いたプログラムをBeOSにそのまま移植するのは面倒なので、止め。
優子「微妙にGUIの作り方違うしね。Be用のC++に書き直すより、0から書いた方がすっきりするだろうし」
──でも同じの作ってもつまらないから、ネタが出るまで待ち。
優子「でもって、修正版のJava用パネルゲームです。どーして、下に余白が出るの?バージョンです」
──リソースを日本語から英語にすると、余白が減るのも意味不明。別に奇妙なコーディングはしてないと思うけどなぁ…。
../record/2000_05_08/panels.lzh優子「ど、どうでしょうか、法全さまぁ…」
2000/06/17 (Sat)
──まぁ、いろいろ取り紛れている間に、一ヶ月以上間が空いてしまったね。手が痛いよ。
優子「ほんとーっに、あんたが絵を描くのを見たのは久しぶりだわ」
──退化しているのは仕方ないけど、やっぱ描き始めると時間が過ぎるのが早いねぇ。まだ線画完成して取り込んだだけだよ。色塗るのは、明日以降かな。
優子「日曜だじゃ終わらないんじゃない?」
──うーん。絵はお題SSを意識しているんだから、なるべく間に合いたいなぁ。
──物欲ぅ…。
優子「近所のエイデンで売っていた、VISORを見て来ちゃったのね」
──ほしいなぁ…29800円かぁ…。パッと見は、なんか良い感じなんだよねぇ。
優子「気になる点は、Plam OSが3.1とか、メモリが8MBとか。実際の評価はどーなのかしらね」
──ネットで調べるかなぁ。でも、調べたところで、もし良かったら買うのかなぁ…。金がぁ…。
──物欲2ぅ…
優子「近所の店で、サターンのソフトの処分セールやってるわね」
──「レイストーム」もとい「レイヤーセクション2」が1000円かぁ…。買うかなぁ。
優子「あと、ユーズドゲームズ15号に載ってたサターンのソフトも有るかもね」
──ああ、ゲームしないんだけどなぁ…。せっかくだから欲しいよなぁ。安いし…。
2000/06/18 (Sun)
──あるある大辞典で、鬱なチェック項目が、全部引っかかったりして、大笑い。物欲に任せて買ってしまった、レイヤーセクション2を遊ぶ。
優子「見事に、サターンのバックアップロムが読み込めなくなってたわね。端子部分が見事に汚れてて」
──内蔵の電池も無くなってたね。まぁ、バックアップロムの方は、綿棒にアルコール付けて掃除したら元に戻ったから、いいけどね。
──物欲ぅ。
優子「なんとか、VISORを買わずに済んだわね」
──財布に3万5千円を詰め込んで、家を出てしまったからね。危うく購入するところだったよ。
優子「ま、一週間くらいは様子見ね。Plam OSなサイトで、きっと使用感などをレビューしてくれるでしょうから」
──お絵かきがぁ、間に合わない。そして、ゆうひさん、早く提出するように(笑)
優子「絵の方は、あと一日は掛かるわね」
──早く絵を何か描かないと、TINAMIの登録変更出来ないしね。(あまりに最近、絵が少ないから、まだ移転届けを出していない^^;;)
──おっと、メールを見たら、ゆうひさんから提出物が。
優子「ま、今回はOKって事にしましょうか」
──Cマガジンに、JDK 1.3が付いてきたので、早速インストール。先日から解決できない謎の余白をチェックする。
優子「出てるわね…」
──なんでだよぉ…。バグじゃないって事? なんかメニューの作り方が悪いって事なのですかぁ…(T-T)
優子「でもリソース変えると、余白が変わるってのが、意味不明でイヤらしいわね。
──もうイヤ…。明日からはDelphiであそぶぅ…。
優子「でもね…明日になると、忘れていた事を嫌でも思い出さなくちゃいけなくなるのよ…」
2000/06/19 (Mon)
──梅雨の一時、晴れ渡りやがった青空、暑い暑い暑いこん畜生、いかがお過ごしでしょうか。隣りを見れば、脱衣ブラックジャック、その隣を見れば、また脱衣ブラックジャックな職場にて、ただひたすら、本を読んだり、ネットサーフィン波乗りイエーイ。
優子「要するに、今日は配属発表が無かったという琴音ちゃん」
──さあ、ビデオに撮ってある、F1カナダグランプリを見ながら、優雅に夜を過ごそうじゃないか。
優子「本日の通勤読書は無しなのね」
──眠いし、落ち着いて本を読める状態じゃないだろうに。金もない、小説のストックもない。
優子「そんな、冷たい言い方しなくても…しくしく」
優子「はじめての、おつかい〜♪」
──初めて、ATMで振り込みというモノをやったよ。こわかー。うわー。
優子「て事で、みさとさん、ちゃんと資金提供しましたからねっ」
──さーてと、F1見ながら、色塗りの続きをやろーっと。
2000/06/20 (Tue)
──遅ればせながら、脱衣ブラックジャックを私もしてみたりして、惨敗して、むかついたから、バイナリエディッタでファイルを見たら、MAGファイルだったから、その部分だけ取り出してきて、見てみたり。
優子「また、そんな遊びばかりして…って、それよりもさ…」
──おもむろに、法全さんが書かれたドラクエ3と1と2の冒険記を、午前中の間にずーっと読みまくって、くふふっと含み笑いをしてしまったり。
優子「だから、あれはどうなっ…」
──連打ゲームの記録を競って、新入社員一同で、マウスをカチカチと連打してみたり。
優子「私の話を聞きなさいよー」
──で、昨日の寝る前に送られてきた、Multi Comment Editorのバグを暇つぶしに、ちょこちょこと取っている間に、定時。帰宅。
優子「もういいわよ…。無視するなんてひどいわ、しくしく…」
──ううっ…泣くなよ…。泣きたいのはこっちの方なんだからさ…。
優子「…と言うと?」
──勤務地決定は、また明日。つーか、いいかげんにしてくれー。うわー。キレるぞー。キレたいぞー。
優子「あはは…ここまで決まらないと、もう日記のネタにもならないし、いいかげん悩み疲れてくるわね…」
──本日の通勤読書は…「επιστημηのオブジェクト指向的日常」あう。
優子「高度すぎるわね…」
──コードがね…。うう。でもこういう変数の命名の仕方もあるんだなー。「_」を変数の後ろにつけるのはやったこと無いから、今度これで書いてみよう。自分にとって、書きやすかったらだけど…
2000/06/21 (Wed)
優子「おーい。大丈夫ぅ?」
──うう…生殺しなんだよね。
優子「生殺しというのかなぁ(^^;; ま、とにかく、全然決まらないようね」
──一応、相手先の人が来て、部長といろいろ交渉をやっていたという話を聞いたのだけど、まだ呼ばれることもなく、何にも経過を聞くこともなく…。
優子「流れろぉ〜って、一日中言ってたわね、あんた」
──暇つぶしに、PDAの情報サイトをあれこれ見て回る。「PSION revo」は結構いい評価らしいけど、まだまだこれからって感じで、「Palm OS」系統の方が、やっぱり初めてPDAを買うのなら、良い感じかなぁ。
優子「どんどん、VISORが欲しくなってしまうわね。買いましょうよ〜」
──そうだねぇ…。ほんとPalm OSを使っている人のサイト見ていると、楽しんでいる感じがして、誘惑されるよ。
優子「じゃあさ、ほら、名古屋勤務が決定したら、お祝いとして買いましょう! うん、それがいいわっ」
──うーん。いいかもね、それ。よし、そう言うことにしよう!
優子「で、いざ買いに行ったら、売り切れていたりして(笑)」
──あぅぅ。
優子「通勤読書…出来ないわね…。本、ストック無いものね…」
──悲しいよね。でも、代わりに、電車ではぐっすりと眠っているよ。
2000/06/22 (Thu)
──ふっふっふっ…。うわーい。(抱きっ)
優子「ひあっ!? ちょ、ちょっと、いきなり抱きつかないでよっ」
──くぅ〜っ。てな妄想してしまうくらい、運が巡ってきたねぇ。
優子「え? て事は?」
──まだ決定は来週だけど、どうやら飛ばされることはなくなりそうなんだな。経費が掛かることはやらない方が良いんだよ。うんうん。
優子「それじゃあ、名古屋地区だけでの仕事になるのね」
──ま、そう言うことになりそう。確率はかなり高くなった。うわーい。ええ、名古屋地区での仕事ならば、一生懸命やりますとも。もう選り好みしませんし(笑)
優子「先日まで、辞めるかもと言っていた奴の言葉とは思えないわ…」
──ふふーん。私は一度調子が良くなれば、とことん運気を引きつけるみたいだから、このままいい調子の精神状態でいたいのさー。
優子「でもさ、まだ本決まりじゃないんだから、そんなに喜ばない方が…」
──くふふ〜。
優子「聞いてやしない…」
──本日は会社から追い出される日なので、図書館へ行くついでに、名古屋のコンプマートへ寄って物色。ああ、やっぱ「VISOR」ええなぁ。もうすぐ買ってあげるからね〜。
優子「ガラスケースの中だったけど、「PSION revo」は改めてみると、小さいわね。でも「Series 5mx」でも十分小さいのには驚いたわ」
──値段がちょっと張るから、いつかは欲しいね…って感じだけどね。今は。
──BOISさんがお勧めするので、古本屋にて「イケてる2人」を探すが、一巻からは見つからず。つーか、現在8巻まで出てるじゃないですかー。
優子「無理ね。無理無理。買えないわね」
──て事で、いつかキミの家に遊びに行ったときに(と言いつつ、結局行ったこと無いなぁ…)見せてもらうさ。
──ギャルゲー番長。
優子「と言う言葉の出所がやっと分かったのね。コンプマートで立ち読みしたのん」
2000/06/23 (Fri)
──くふふふふ。
優子「どうしたのよ……あっ、それって、VISORじゃないのっ。買ってきたの?」
──うん。買っちゃったよー。ああ、早くセットアップしたいわー。
優子「と言うことは、もう名古屋勤務が決定したって事なの?」
──あ、それ、ゆうひさんにも言われたけど、実は誘惑に負けて買ってきたの(笑) だから、まだ本決まりはしてないんだよねぇ。
優子「はぁ…。バカに金持たせちゃだめね…まったくぅ」
──ついでに、ワゴンセールになっていた、ツグナヒを買ってきてしまった。うわ。
優子「中古よりちょっとだけ高い値段ね。つーか、誘惑され過ぎよ…」
──だってなぁ…。いろんな所であれこれこのゲームについて書かれているから気になって気になって…。
優子「と、言うことは、今度からの通勤読書は、VISORにオンライン小説とか入れて読むことが出来るわね」
──いやぁ、予算が浮いて助かるわぁ。
2000/06/24 (Sat)
──そんなこんなで、深夜までチャットをした後、起きたら昼。そそくさとレンタル屋へ行き、ビデオを借りてくる。
優子「きっともう、飛ばされないだろうなって思ったら、一週間レンタルする気が起きたのね」
──だって、週の途中でいきなり飛ばされたら、返しに行くの面倒やん。だからね。これで、やっと色々見られるよ。
──と言いつつも、本日は昨日買ってきた「ツグナヒ/BLUEGALE」をだーっと一気にやる。平日にはゲームをやる時間無いからね…(T-T)
優子「えーっと…なにこれ、CG100%、イベント100%って…。昼から6時間くらいずーっとディスプレイの前に座っていたと思ったら、まったく…」
──ああ、救いのないゲームだねぇ…。設定から言って本当にハッピーなエンディングがないのは当然だけどね。もしゲームして泣くと言っても、これは悔しい気分で泣くと言う方が合っているかも。
優子「でもさ、ただらぶらぶだけじゃなくて、こういう重いベクトルの内容も書けると、良いなぁ…と思っているでしょ」
──だねぇ。だからと言って次のお題SSのテーマは、こんな重くはしないけどね。
優子「一応、昨日のチャットで、お題は決定したからね」
──そうだね。ゆうひさん、頑張って書いてくれ(笑)
優子「そーいえば、「バトル・ロワイヤル」が映画になるのね」
──そやねー。よく企画が通ったよね。でもアレは一応、青春小説だと思うから、いいんでない(笑)?
優子「公開されたら見に行きましょうね〜」
──うん。…と言いつつ、見に行けなかった映画は「ケイゾク」「アンドリューNDR114」その他いろいろ…。
優子「近所に映画館が有ればねぇ…」
──シネマコンプレックス来て欲しいよなー。
2000/06/25 (Sun)
──選挙へ行ったり、ビデオを見たり、のんびりーと過ごしつつ、VISORにお絵かきソフトを入れたので、落描きをしてみる。
優子「て事で、初Palm絵(
../record/2000_05_08/im20000625p.png)なのね」
──モノクロ二色なお絵かきは難しいですー。ぜんぜん描けないですなぁ。世の中のPalm絵描き師の方々は凄いです。
優子「ペンで選択範囲を移動させるのも、結構難しいわよね」
──極悪言われてるね…。
優子「そうね。そんな人には、お仕置きが必要ね」
──20KBのショートストーリー書けとか言おうか?
優子「それよりも、連載小説よ」
──そうだね、連載小説だよね。
優子「と言うことで、ねえねえ、連載小説は?」>ゆうひさん
──続きはまだなの?>ゆうひさん
──小ムカデ発見!
優子「へ……? いやぁぁぁぁ虫よぉぉぉぉっ」
──ていていていていっ!
優子「ああっ、机の後ろに逃げるわよっ、早く倒しなさいよっ」
──あーこなくそっ…あ、見えなくなった。
優子「ううっ…マジなの…。虫嫌いなのよぉ。部屋の中に虫がいるなんてぇ…(涙)」
2000/06/26 (Mon)
──会社の金で買った、Accessの本を見ながらお勉強。自分個人ではきっと滅多に触ることのないデータベース。うーん。よーわからん。
優子「バックグラウンドにいつもいつも、読み物のページを開いたブラウザが有る状態だからでしょ」
──だって、法全さんに教えて貰ったドラクエ日記が面白くてさー。
優子「だって、Accessを30分勉強したら、読み物を1時間読む…なんて勉強の仕方じゃない」
──息抜きは大切やねー。
──VISOR万歳(笑)!
優子「本日の通勤読書は「夢の残滓/小栗's Notebook(
http://www.kt.rim.or.jp/~tome_b/)」という二次小説ね」
──以前ミケで文庫の前編は買ったのだけど、次のコミケで後編を買おうとしたら売り切れだったという悲しい思い出があるけど、とりあえずこれで結末まで読めるぞと。
優子「ダウンロードしてきて、VISORに入れて、電車の中で読む。なんかすっごく自己満足できるわね」
──うん。片手でボタンをポチポチ押すだけでページがめくれるから、楽だよね。
優子「でも調子に乗って、山のように小説をインストールして、今日買ってきた山本ヨーコはいつ読むの?」
──うーん。時間が欲しいなぁ…。
2000/06/27 (Tue)
──相も変わらず、7対3の生活。
優子「ドラクエ読み物が7で、Accessの勉強が3なのね…」
──日報には、それなりに勉強しているように書いて、読んでいない…もとい、以前読んだ本を今日読んだように書いたり…ああ、いかん、いかんぞー。
優子「既に仕事が決まって、昨日どっか遠くへ行っていた同僚達は、昨日仕事が終わったのが午前1時とか2時とか3時だったんだって」
──午前? 午後ではなくて? 私なんて、18時に定時を迎えて、そそくさと帰って、ビデオ見ながら小説の手直しして、ふらふらーとネットして、0時には寝たぞ。
優子「これで基本給が同じなんだから、申し訳ないわね」
──ま、こっちは残業代は無いんだけどね。
優子「そんなわけで、未だに仕事決まらずだから、「東京行くのか?」というこの前までの大問題も、忘却の彼方なのよ」>ゆうひさん
──なんかどんどん周りの人が居なくなっていくと、寂しいです。つーか、楽して金貰ってるから嬉しい反面、このまま何もしていない状態だと、いざというとき、辞めたくても後ろめたくて辞められないじゃないかと、不安。
優子「いったい、どんな不安よ…」
優子「本日の通勤読書。今日もオンライン小説ね」
──「Palmで行こう!(
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011708/)」からダウンロードしてきた短編小説を一気に全部読む。
優子「あれよね、あんたって、らぶらぶ話に弱いわよね(笑)」
──うぐっ…。青春だねぇ…。なんか最近、お題SSしか書いていないから、別でなんか短編書きたくなったよー。
2000/06/28 (Wed)
──そんなこんなで、2対8の生活(笑)
優子「ちょっとちょっとちょっと! 昨日より割合がさらに偏ってるじゃない!」
──Access経由で、VBAをお勉強。2割(笑)
優子「VBAっていうか、Visual Basicね…。予約語と文法に目を通して終わりって感じね」
──あとは、Accessのデータをどう扱うかだし。
優子「で、あと8割は?」
──えーっと、ニュースな掲示板で、私が住んでいる地方でとある事件が起きたのを知って、その事件現場がどこなのか気になって、普通のニュースサイト巡ったり、怪しい掲示板巡ったり、検索サイトから関係有りそうなサイトを調べてみたり…。
優子「ただの野次馬じゃない…」
──で、やっとこさそれらしい情報を見つけたら、時間がもう16時半過ぎていたと。その後は、リンクをたどっている途中でどんどん横道にそれて、気が付いたら、F1の掲示板を読みふけっていたと。
優子「仕事が無いのよね…」
──切ないね…。
──「頭イタイー。うぐっ。疲れた。」と言われても、「あっそう」としか言えないさ!>ゆうひ君
優子「うぐっ…じゃなくて、うぐぅよね?」
──本日の通勤読書。朝は深い眠りについていたので無し。帰りは、「二重螺旋/小栗's Notebook(
http://www.kt.rim.or.jp/~tome_b/)」を読む。
優子「琴音ちゃんのお話ね〜。超能力少女」
──PC版のToHeartの琴音は雰囲気が良いね。始めの頃の、不幸が内側に向かっているところとか。その後の幸せがぐぐっとくる。
──あ、そーいや、お薦めの本、会社の近所で探したけど見つからなかったさ。>ゆうひさん
2000/06/29 (Thu)
──研修期間も明日で終わり。今日も無事、何も配属について言われませんでした。
優子「平和よね〜」
──ど〜なるんだろうね〜
優子「やっぱ、他事業部で小間使いなんじゃなーい?」
──虐げられる生活なんだね〜
優子「唐突だけど、あんたって、独り言多いよね」
──そうか?
優子「だって、「あー、あと一時間」とか、「昼までラスト10分か…」とか、「つっつっつっつー(と言いながら、スクロールバーを動かす)」とか「ちっちっち」とか「うぐぅ…」とか「なーんだー♪」とか、意味不明なことばかり、パソコンの前で言ってるじゃない」
──そっ、そんな事言ってたか? 思ったことは有るけど、言葉にはしてないハズなんだけどなぁ…
優子「独り言オヤジね」
──本日のいろんな読書。「それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ12 純白のディスティニー/庄司卓(富士見ファンタジア文庫)」「千鶴日記/小栗's Notebook(
http://www.kt.rim.or.jp/~tome_b/)」ね。
優子「今日って、図書館でお勉強の日じゃなかったの?」
──あれぇ…(笑)
優子「それにしても、最近、どんどん読む本が偏ってきたわね」
──いちおーゆうひさんところの掲示板で話題になったし、そのうち「レベル7」を読もうかとは思うんだけどね。
2000/06/30 (Fri)
──そして6月は終わった。A氏は今日面接へ行き、なんとか相手先に7月から仮配属となった。
優子「そして、あんただけが残されたのね(笑)」
──あ、いや、まあ、私だけではなく、あと数人居るけどね。しっかし、こうまで決まらんと、ネタにもならんな。
──本日の通勤読書は「Marionette/小栗's Notebook(
http://www.kt.rim.or.jp/~tome_b/)」でふ。やっと読めた〜。長編だったから、なかなか全部読めなかったから、持ち運びが出来る世の中になって嬉しいねぇ。
優子「結局、VISORを電子ブック以外の用途で使ってないじゃん…」
以下、毎月恒例、個人的メモ。(6月に読んだ活字本)
・文通/吉村達也(角川ホラー文庫)
・フリクリ(1)/榎戸洋司(角川スニーカー)
・ロマンシング・スクール/鳳翔伶(ナポレオン文庫)
・ファンレター/折原一(講談社文庫)
・不在証明崩壊/ミステリーアンソロジー(角川文庫)
・遭難者/折原一(角川文庫)
・落選確実選挙演説/ビートたけし(新潮文庫)
・殺人鬼/綾辻行人(新潮文庫)
・閉鎖病棟/帚木蓬生(新潮文庫)
・無題/夏目漱石(青空文庫)
・羅生門/芥川龍之介(青空文庫)
・ある崖上の感情/梶井基次郎(青空文庫)
・美少女/太宰治(青空文庫)
・マグノリアの木/宮沢賢治(青空文庫)
・失踪者/折原一(文藝春秋)
・日本人と遠近法/諏訪春雄(ちくま新書)
・επιστημηのオブジェクト指向的日常(翔泳社)
・それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ12 純白のディスティニー/庄司卓(富士見ファンタジア文庫)
・夢の残滓、二重螺旋、千鶴日記、Marionette/小栗's Notebook(
http://www.kt.rim.or.jp/~tome_b/)
・短編小説/Palmで行こう!(
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011708/)
見た目数が多いが、短編が結構多い。PDAを手に入れてからは、オンライン小説を結構読むようになったので、ちっとばかり古本屋巡りが少なくなって散財しなくて済むかも。
今月は折原一が多いなぁ。ミステリーが特に好きというわけではないけど、この人のは最後で見事にひっくり返されて面白い。
あ、ちなみに、5月に買っていた官能モノ(笑)はちゃんと読みました(笑)