Diary (2000/05) Contents

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2000/05/01 (Mon)
優子「そうですね。ウィダーインゼリーですね」>ゆうひさん

──日記を書こうと思ったが、眠い…。帰りの電車で、何故か車酔いに似た症状になってしまい、気持ちが悪かったので、疲れているのか…。
──それは別として、やはりVC++も使えるに越したことはないんだな…。いや、あたりまえだけど。本買ってきて、勉強するかな。でもなんか、GUIに関する手続きが面倒なのは、ストレスが溜まるプログラミングな気がして…うぐぅ。
優子「それは、あんたがC++BuilderなどのRADに慣れているからでしょ。新しいことをやろうとするときは、無い物ねだりをしてしまうものよ。もっと新たに得られるモノを期待しなさい」

──話の種になるかと思って、BeOS 5 Personal Editionが収録された雑誌を買ってくる。GWの中日にでも入れて試してみよう〜。
優子「ねぇ、それよりLinuxじゃないの?」

──本日の通勤読書「あの人がいる街へ/水上洋子(角川文庫)」特に印象に残らず。
優子「夢見ているだけじゃダメな女の物語そのものが夢の中じゃんって受け取ってしまったのね」
──ま、買った本すべてと相性が良いハズもない、当たり前の例だね。もう全部読んだから、明日はまた別の本。
優子「でも連休突入するから長いのは読まない方が良いんじゃない?」
──しまった! んなこと言ったら、読むのが無いやん…。


2000/05/02 (Tue)
──やっぱり、ハードウェアエンコードできるボードを買えば良かったかも…。
優子「CPU弱いしね」
──おまけに、頻繁にフリーズするし、なんか調子悪いよー。Win95だからなのかな。せつないっすよー。
優子「ハードウェアエンコードも買えば?」
──無理言うなよー。しくしく…。

──とりあえず仕事で使うかも知れないので、VC++の本を買ってくる。さすがに県立の図書館には殆どそういう本はなかったので。
優子「なんかふるーい本ばっかだったね。NEXTとかさ」
──ちょこちょこと、VCも覚えますか…。

優子「今日の通勤読書のコーナー」
──「美奈の殺人/太田忠司(講談社)」ですね。ちなみに、美奈という名前は、私結構好きです(笑)
優子「高校の頃書いてた小説に良く出てきてたわね」


2000/05/03 (Wed)
──その後、深夜3時まで色々再起動したりがんばってみたけど、結局よくフリーズするビデオボードという結論に達する。
優子「だから、とりあえずはOSを95から98に変えてみるのね・・・」
──あんまり気が進まないけどね。でもまぁ、今後の周辺機器購入とかUSBまわりま事とか考えると、時期が来たということかな。
優子「それでもフリーズ続けたら、あんたきっと泣くわね」
──うう・・・マザーボードとの相性なんて言ったらやだなぁ・・・。
優子「GWの中日はこれでつぶれそうね」

──本日は、千秋君の家に遊びにきております。そして合作のCGを明日までに完成させるのです。
優子「さぁ、いき急ぐように描いて、色を塗るのよっ!」

──「美奈の殺人」を読み終わる。通勤読書はまだまだ先(休みだから)だけど、家に帰ったら、次の本へ行こう。


2000/05/04 (Thu)
──千秋君の家にて、夕方までずーっと絵を描き続けて、そして帰宅。何というか、毎回私のワガママにも文句を言わず付き合ってくれて、申し訳ないね。よくもまぁ、見限られないモノだ。そして、また一緒に絵を描けたことは嬉しいことだった。

──戻ってきてから、さっそくWin95からWin98にアップグレード。
優子「しかし、なんとも使いづらいし、動きの鈍いシステムね。Win98って」
──そして、残念ながらやはりOSを変えてもフリーズしてしまったんだよね。
優子「哀れね。これはもう、ボードの相性よね」
──仕方がないから、前のボードに戻して、ダブル刺し。マルチモニタは何故か出来ない(出来てもディスプレイ無いし)ようなので、また泣く。
優子「キャプチャーだけでも…というささやかな願いも届かなかったわね」
──ドライバはインストールしたんだけどなぁ…。明日、このボードは外すか…。いつか次のマシンを作るときに使おう…。マザーボードも別のを買うだろうし。


2000/05/05 (Fri)
──ふっ…不覚…。
優子「椅子に座ったまま、後ろにもたれて寝ると、首を痛めるわよ…」
──もう痛めたよ。おまけに机に引っかけていた身体を固定していた足首も痛かったよ…

──なんかしらんけど、そそられるモノは有る感じだね、BeOS 5って。とりあえず、パーティション切って、1GB程BeOS用に確保しちゃった。
優子「始めから開発環境が付いてくるから、ソフトを作れたら面白くなるでしょうね。作れたらね」
──作れたら…を強調するなよ。そりゃドキュメント全部英語だしさ…。コンソールアプリケーションくらいなら簡単に出来たけどね。「Hello Be World.」とかね(笑)
優子「でもさー。BeよりVC++やらなくていいのぉ? ゴールデンウィーク中に少しは勉強するんじゃなかったの?」
──個人的誘惑に負けたのよ…。いや、いいやん。新しいモノに興味を示す前向きさが良いんだよ。うん。

──ひっさしぶりにビデオを借りに行く。見たいと思っていた「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は全部レンタル中。
優子「ねっ、キミが知らないだけで、結構有名なのよ、ゆうひさん」
──仕方ないから、ブギーポップの2巻とか、忘れた頃のフォーチュンクエスト3巻とか、何を思ったのかガオガイガーFINALの1巻を借りてくる。
優子「またなんとまぁ、偏った選択で」
──あとは、「EAST MEET WEST」っていう邦画?を借りてくる。侍が西部劇の舞台に登場するような話。いちおー日米就航通商条約(こんな漢字だったか?)あたりの話からの展開なので、SFではないけどね。時代劇だな。
優子「で、それらを一気に一日で見たのね…」
──だって、今日を土曜日と思っていたから一週間レンタルしたんだけど、よく考えたら金曜日じゃん。日曜は法全さんとの密会(笑)だし、平日は仕事だから、来週の金曜日まで返しに行く時間は全くない。だから明日返さなくちゃいけないのよ。
優子「…ほとんどバックグラウンドビデオ的な見方してたけど、覚えてるの?」
──あはははは…。


2000/05/06 (Sat)
──今日は昨日の夜に、ネットで探しまくったBeOS用のソフトをインストールしたり、環境を整えたりして過ごす。あとは本屋でBeOSの本を探してみる。
優子「うーん。でも使い方の本はあっても、プログラミングの本は無いわね」
──名古屋の方で探すかなぁ。ま、それはおいといて、やっとデスクトップがそれなりになってきた。こんな感じ。(http://www.c-5.ne.jp/~itsuki/record/2000_05_08/20000506_be.jpg
優子「見た目Windowsと変わらないわね」
──ちょっと和文フォントが見づらいけどね。あとはブラウザがCSS対応してないから、自分のサイトが虚しく見えるね…。
優子「Opera for BeOSは日本語表示できないみたいだしね」
──とまぁ、これで環境の整備は終わったので(お絵かき環境とかは作る必要はないし、ネット端末として使う気もないし…じゃあ何に使うんだ?)、あとはプログラミングだね。それとシェルがbshだから少しくらいは勉強しておくかな。
優子「ただの道楽なのね。実用する気がないなんて…」

──あとがきではないけどさ。
優子「一応、18話は私の話なのね。なんかいいように私が遊ばれてる気がするんだけど」
──気のせいだよ。
優子「それになんか私の心の中の口調が硬いじゃん」
──設定ではキミは、もっと淡々として落ち着いた人なんだからだよ。
優子「じゃあ、こっちの私の口調はなんなのよ」
──ほら、これって妄想日記だからさ。やさしー口調になってるの。
優子「優しいかしら…?」


2000/05/07 (Sun)
──本日は法全さん(http://www.interq.or.jp/pluto/hosen/)と会って、昼飯を食べたり雑談したり、ビリヤードしたり、大須まで歩いたり(笑)と楽しい一日。あ、一応、千秋君も一緒です(笑)
優子「ぞんざいな…。しかしまぁ、千種のガストがあんなに遠いとは、計算外ね」
──結構歩いたからね。それに加えて、名工大周辺まで歩いたし、鶴舞駅から大須・上前津まで歩いたし。なんというか、ミニOFF会というより、ウォーキングだな。
優子「それで、ビリヤードはどうだったん? 生まれて初めての」
──ああやってゲームを進めるモノだと、初めて知ったよ(笑) あとね、初めて「器具」を使った〜。
優子「器具?」
──あの棒の先に楓の葉っぱのようなのが付いてて、遠くのボールを打つときに使うやつ。
優子「なんて名前なのかしら、あれって」
──さぁ? と、言うことで、法全さんとの約束のビリヤード落描き。(http://www.c-5.ne.jp/~itsuki/record/2000_05_08/im20000507.jpg
優子「ほんとーに落描きね。それも手抜きの。それにサイドのポケットが無いじゃない!」
──ぐぁっ。忘れてたっ! それにさ、眠くなっちゃって。あるある大辞典を見ながら小1時間で描いちゃったから。
優子「ぶーぶー」

──そんなわけで、本日はお疲れさまでした。新しく人に会うというのは、色々刺激を受けて面白いものです。今後ともよろしくお願いします。>法全さん

優子「本日の電車読書〜」
──通勤ではないからね。今日は「デスマーチ なぜソフトウェア・プロジェクトは混乱するのか/エドワード・ヨードン(トッパン)」文庫じゃなくて、なんだろう、実用書?
優子「関係ないけど、大須の三洋堂で「トッパン特集」なコーナーが有ったわね。確かトッパンが倒産したかなんかで、もう本が出ないらしいから在庫のみらしいわ」
──ちょっとだけ見たけど、特に今欲しいのは無かったかな。

──結局、BeOSプログラミングと言う本は見つけたのだけど、土壇場で購入を止めてしまった。後で欲しくなるかもなぁ…と思いつつ、現実に作りたいものが無いんじゃあ、趣味としてはね…。


法全さんの日記に追記
うわー。法全さん真面目にきっちりと絵を描いてきてるよ〜。
私のあんないーかげんな落描きはダメダメですな。描き直しか〜?

>実はお二方とも本当に女の人だったら負けだなと思ってました(^^;;(内輪ネタ?)
あはは。まさにそうだったのなら、一番私としても面白いのですが、残念なことに野郎なのでした。
>なんだかいいコンビって感じで羨ましいですね
虐げる者と、虐げられる者なのです。ええ。私は虐げる方ですけど。ふふふ…


2000/05/08 (Mon)
──午後から研修に使っているパソコンが、ネットの設定で使えないと言うことで、VC++の勉強が出来ないから、結局昼休みの間に、BeOSのプログラミング入門本を暇つぶしに買ってしまった…。
優子「昨日は買わないって言っていたのに、意志薄弱ね」
──ところがまぁ午後になってしばらくすると、DVDが見られない、音が聞こえない、テレビに出力できないという問題が起きて右往左往している所へ、みんなしてあれこれ茶々を入れに行った。
優子「お節介な人達ね。そんなにもする事が無くて暇だったわけ?」
──それで、Win2000用のドライバを入れ直したり(これがまた、聞いたこともない、怪しげな一括購入パソコンだったりして、マニュアルからCDから全部英語…)して、あれこれやっていると、やっと音が出た。
優子「あれこれ…って…いいかげんね」
──まぁ音の方は、サウンドボードのドライバだけだけどね。その次にIDEの転送モードがPIOだったからDMAに変えたり、VGAドライバを入れて、いきなり画面が真っ黒になってしまって、冷や汗かきながらセーフモードにして、ドライバを入れ直したりして、あれこれやっていたらやっぱりちゃんと出来た。
優子「すっごく、曖昧な仕事ぶりね…。ああ、ちがうかぁ。Winがファジー(死語)OSなのねっ」
──一応、そう言って誤魔化しておいた(笑)

優子「ちょっと見てよっ」
──うわっ。ゆうひさんが17時51分に、もう帰宅するというメールを入れてくるなんてっ。
優子「信じられないわ。連休明けで、死ぬほど仕事があると思っていたのに。なんかゆうひさんが平穏無事だと味気ないわね」
──その分は、小説で頑張ってもらおう(笑)


2000/05/09 (Tue)
──暑いから窓を開けると、じーじーと虫の鳴き声がうるさいっ!
優子「あついぃ…蒸し風呂のような室内はイヤぁ…」
──会社でも暑いしな。明日から、ウチワを持っていくかな。でも手元には同人ウチワしかない…。

──最近、Multi Comment Editorのプラグインを作りたいというメールをくれた人がいらっしゃって、今日PNG用プラグインのソースまでも見せて貰えた。ZLibを簡単に使う方法とか、興味をそそられるものが沢山あって、私もZLib使って、PNG Comment Editorの方もバージョンアップしたくなってきた。
優子「そもそも、こんな辺境の地にあるようなソフトのプラグインに興味を持って下さったというのが、感謝しようがないほどの嬉しさね」

優子「本日の通勤読書は…まだ「デスマーチ」を読んでいるのね」
──やっぱりなかなか読み応えがあって進まないね。早く読み終わって、次は小説を読むぞっと。
優子「もうすぐスレイヤーズも出るしね」


2000/05/10 (Wed)
──眠いよぉ…朝が辛いよぉ…。

──相変わらずの自主的なお勉強だけが続く研修。それはそれで、具体的な仕事内容ではない勉強が押しつけられるよりは、まだ自分で考えて選べるので楽しい。
優子「そんな事言いながら、自習ついでに自分のソース修正してるやん」
──C++の勉強勉強(笑)

──昼頃、ゆうひさんにメールを送ったが、全然返事が来なかった。
優子「よく考えたら、今日は代休で休みらしいのよね」
──自宅にメールした方がよかったのかな〜。多分どこか行っているか、寝ているかだろうけど? ちがう?>ゆうひさん

優子「本日の通勤読書は…朝は電車の中で寝てたのね」
──40分じっくりと眠らせていただきました。寝不足でさ…。その変わり会社で暇な時間に読んで、「デスマーチ」はもうすぐ終わり。明日会社で残りを読もう。
優子「帰宅時は、新しいやつね。「砂の女/安部公房(新潮文庫)」か。また変わったのを選んだねぇ」
──有名所も読もうというのが、今回の通勤読書プロジェクトの一つの目的でもあるし。まだ3分の1ぐらいしか読んでないけど、読んでいると、なんか砂が頭の中でジャリジャリしてる感じがするよ…。
優子「どーいう感想よ?」


2000/05/11 (Thu)
──することがぁ、だるいよぉ。本を見ながらポチポチ打っていても、なんか今一VC++ってわかんないよぉ。
優子「MFCでAppWizardでドキュメント/ビューで…、私はパスね」
──言っている意味より、実装の仕方がすんなり頭に入ってこないから、本を読んでいてもつまんない。やっぱり何か自分でソフトを作るついでに覚えた方がいいね。
優子「でも特に今作りたいのって無いじゃない?」
──今までC++Builderで作ったのを移植するかなー。で、ソフトのページには、BCB版とVC++版の二つを置いて、好きな方を選んでねとか。
優子「……不毛よね」
──うん…。

──それはそうと、昼頃に会社の同僚(ただし、今は別事業部でどこにいるのか分からない)から、携帯にメールが届く。その内容を以下に記そう。
(注・■はメールの絵文字、●はハートの絵文字として読み替えて下さい。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
Fw:Fw:Fw:Fw>Fw:Fw>Fw:Fw:Fw:Fw:
☆☆☆☆☆☆☆☆
★☆未来日記☆★
この■が届いたあなたはかなりのし
あわせもの●5人にまわすだけで、
未来日記のようなすてきな恋ができ
るよ●まわさなかったらどんな不幸
がおとずれるかは私にはわかりませ
ん。みんなもいい恋しようよ●

--B:M
bWVsbwAAAlcADQEBAXRpdGwABl33jeJ0
cmFjAAAAcAD/w30AJhgYJBgYlhgYlhgw
lhgYHRgTlhgY
lhgYJBgYJjB4JhgYJBgYlhgYlhgwlhgY
…(以下同様の文字列がメールの最大受信文字数まで続く)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
──もちろんまわしませんでした。
優子「このFw:の数だけ回ってきたと言うことなのかな? 不幸が電波で送れる時代なのね。電波…ふふっ」
──ふふって…? ところで、携帯メールで開いたら自動的に誰かに送信されてしまうなんてウィルスじみたのって無いよね?
優子「て事は、バカ正直にメールをまわしたのか、あんたに対して悪意を持ってメールを送って来たのかどっちかね」
──受信するのも金掛かるんだから、文字数一杯は止めて欲しいよね。それにかりにも情報産業で働いている人間なんだから、こんなチェーンメールまわすなよなー。
優子「メールボム送る?」
──いや、私ってば、心優しいから、読まれることのないこの日記に書いて、さらし者にして鬱憤を晴らしちゃった(笑)

──長いこと休止中だったBOISさんの日記が再開された。日記に書こうと思っていて忘れてました。SFなお話も続きが出てきてますよ。
優子「でも最近ICQでは見かけないね…寂しいなぁ」

優子「本日の通勤読書。「砂の女」読書終了〜」
──ハッピーエンド/バッドエンドという二元論的な感想は言えないね。でも論理的には矛盾の無いことでも、やっぱり私は「砂掻き」はしたくない。
優子「例えば、何かモノを(それが日記であれ、落描きであれ)毎日残すような生活でないと、納得できないような人(伊月みたいなー)には向かない結論よね」
──小説としては、もどかしいのが嫌いな人には向かないかも。それが耐えられれば最後まで読めるけど、砂がジャリジャリ…


2000/05/12 (Fri)
──うぃ…いまもどったぞー。
由紀「お帰りなさい。あら、親睦会でまた飲み過ぎたのね」
──あれ? 由紀やん。久しぶりー。優子はどうしたの?
由紀「小説の出番が来たと言うことで、今日は出掛けてますよ」
──なんだぁ…酔ったから、介抱してもらおうと思ったのになぁー。
由紀「そんなこと言っていると、逃げられちゃうわよ」
──うう。一人にしないでくれ〜。

──今日は、朝からずーっとVC++の勉強を兼ねて、ダイアログベースのアプリケーションを作成。意味無し壁紙チェンジャー。
由紀「はっきり言わせてもらえば、VC++の使い方云々より、使うべきMFCやAPIが見つからなくて時間だけが過ぎていったの感じですね」
──ま、本を読むだけよりは楽しいし頭に残りやすいから楽しいけどね。月曜からはビットマップのプレビューつけるの。その資料は週末に探さなくちゃ。VCLなら簡単な事もMFCやAPIだと意味分からないから。

──今日は「スレイヤーズ/神坂一(富士見ファンタジア文庫)」の最終巻「デモン・スレイヤーズ」の発売日〜。てことで、昼休みに、ぷる氏と共に本屋へ直行、購入してきました。
由紀「でも、すぐには読めないのですね。午後のお仕事が終わってから」
──ふふふ。でも仕事が終わって、飲み会が始まるまでの間に、半分読んで、帰りに残りの半分を読んで既に読み終わったんだよ。
由紀「てことは、本を買えなかったゆうひさんに、ざまあみろと言いながら、感想を述べることが出来ますね」
──そ。と言うことで感想。そーいう話になったのかぁ…と思いつつ、最終巻が出るのが遅かったので、今までの話の内容をほとんど覚えてないよー。もう一度読み直すかな。という感じかなー。
由紀「一瞬、誰だっけと思うような人が出ましたからね」
──ま、これで長い間の付き合いだった長編スレイヤーズともお別れと思うと、ちょっと寂しいね。
由紀「あなたの中学から高校入学の頃の生き方を大きく変えた本ですからね」


2000/05/13 (Sat)
優子「ただいまー」
──うや。電話中じゃなかったのか?
優子「保留にしてあるから大丈夫よ。所で由紀姉さんは?」
──さっきまでいたんだけど、なんか知らないけど邪魔しちゃ悪いって行ってどっか消えちゃったよ。
優子「じゃ、邪魔って…むぅ、変なところに気を回すなよなぁ…もう」

──と、まぁ、どう考えても日記じゃない妄想が書かれる日は、特に書くべき事がなかったと言うことですな。
優子「恥ずかしくなって、自分でオチを言うなんて、なさけないわね」
──ぐぐっ…(握り拳を抑える)

──とりあえず、昨日の飲み会の後、1時過ぎまでは起きていたのだけど、やっぱり睡魔に負けた。そして起きたら10時。半分脱水症状になりかけてました。
優子「身体の水分にアルコールしか入っていない状態だったからね。蒸発したのね」
──まぁ、喉はカラカラだね。ちゃんと茶を一杯飲んでから寝たのになぁ。

──その後買い物へ。来週用の文庫を古本屋で調達したり、本屋で発売されたばかりの漫画を買う。また増えてしまった…。
優子「えーっと、「みずいろ/大石まさる(少年画報社)」と「恋愛ディストーション/犬上すくね(少年画報社)の二つね。出版社が偏っていることは、あえて何も聴かないわ」
──恋愛〜の方は雑誌で読んでいたので知っていたけど、みずいろはとりあえず作者の他の作品が好きだったから買ってみた。
優子「ところで、この二つって、正反対の物語っぽく見えるのは私だけ?」
──うーんとね、私は、恋愛〜の方が「理想」で、みずいろの方が「願望」って意味で読んでいて惹かれる。
優子「ん…逆じゃないの?」


2000/05/14 (Sun)
──近所のスーパーが改装のため、売り尽くし。棚という棚からすべての商品が無くなって、爽快な光景が見られると言うことで、財布を持たずに散歩ついでにスーパーへ。
優子「なんなのよ、そのつまんなさそうな散歩は」
──何を言う。一生の内で、棚から商品が全て無くなっているスーパーなんてものは、何度も見られるものじゃないぞ。昔テレビで見た、ソ連のスーパーマーケットの映像みたいな。
優子「その意味不明なモノを見たがる性格、私にゃ理解できないわ。もっと見るべきモノは世の中に沢山あるでしょうに…」

──昨日の夜からずーっと探していたAPIやMFCでビットマップファイルを読み込んで扱う方法。やっと有る程度の目処が付いた。
優子「結局、NT4では中途半端なサポートのAPIを使うことにしたのね」
──いーんだよ。こんなん、時間掛けるだけ無駄無駄。実際に必要になったら、ライブラリ使ったりする方が安全で生産性も高いし。
優子「よっぽど探すので疲れ果ててるのね…」

──ショック。
優子「な、なに?」
──最近、ずっと、「コミュニケーション」の事を、「コミニュケーション」と書くと思いこんでいたらしい。おかしいなー、昔は普通にコミュニケーションと書いていたのに、いつの間にすり替えられたんだ?
優子「シュミレーションとシミュレーションみたいなもんね」


2000/05/15 (Mon)
──「妄想癒し」とはまさにここのことを言うんだよ(笑)>ぷる氏
優子「自分で言ってりゃ世話無いわね」

──会社のとてつもなくヤバイ現在のホームページを作り直す計画に、新入社員の一部が駆り出された。しかしまぁ、相手先にシステムを提案する会社であっても、自分所のホームページに必要なコンテンツなどの練り込みや指定が全くないというのは、いかがなものか。
優子「新入社員が好き勝手に作って良いというわけではないよね」
──せめて、何が必要で、どの部分を売り込みたいのか、などくらいでも決定してから、もしくは決定する場を設けてから、実際のWeb制作に入れるようにした方が良いんだけどなぁ。
優子「結局今日はどうしたの?」
──いきなりタグを打ちながらデザインを作り始める。
優子「自滅パターンね。コンテンツの数や階層も決まっていないのに、どうデザインするつもりよ?」
──でもまぁ、私の仕事ではないし。急ぎではないみたいだから、行き詰まってから検討し直すんでしょうね。上も下もね。

──あはは。その時に作っていたアクセスカウンタ作動してないんでやんの。
優子「あ、本当ね。多分SSIの設定してないのね」
──明日会社行ったら教えて上げよう。と言うか、いくらなんでも気付いているだろうな。

──本日の通勤読書〜。
優子「先週末から読み始めた「魔術はささやく/宮部みゆき(新潮文庫)」ね。…あ、またこの人の本買ってる〜」
──うう。どうも出来るだけ読んだことのない人の本を読もうと思っているんだけど、古本屋で特に良い本がないと、この人の本を買ってしまうんだよ。
優子「でもまぁ、上手くて面白いから仕方ないね。今回も期待を裏切らない、それどころか、やられたーっていう結末だったみたいだしね」
──いやはやですよ。


2000/05/16 (Tue)
──今日は何をやっていたのか、あんまり分からないねぇ…。
優子「相変わらず、Windows2000は、ドライバのインストールが意味不明だし。スキャナがちゃんと使えるようになって良かったわね」
──一応、エプソン勧めた一人でもあるからね。まぁ、2000用のドライバが添付されていなかったときは、乾いた笑いを浮かべてしまったけど。

優子「あんたねー、昼間ゆうひさんに送るメールにまで、私を登場させるんじゃないわよ」
──だって、暇で暇で、たまらなかったんだもん。暇な時って妄想しない?
優子「しないって…。そんな事している暇があったら、新しいソフト考えたり、みるふぃあさんが考えてるお題SSのネタでも考えなさい」
──ああ、お題SSかぁ…。私の所でまた発表するのかなぁ。よく考えたら、4ヶ月も前の話なんだね。前回やったのが。

──本日の通勤読書は、「アンドリューNDR114/アシモフ&シルヴァーバーグ(創元SF文庫)」。新聞の新作文庫紹介に載っていたのを見かけて、買ってきた。
優子「自由という意識を持つロボットの話ね。古今東西、意志を持つロボットって、HALからマルチまで良くあるネタだけど、私としてはなんか最近読んだ、漫画版の彼氏彼女の事情9巻の演劇の話を思い浮かべたかな」
──HALってロボットじゃなくて、コンピュータじゃ…?


2000/05/17 (Wed)
──なーんか、ひたすら会社のホームページ(プロトタイプ?)作りだねぇ…。
優子「同僚が持ってきた、ホームページ作りの本が、どう見ても美少女イラスト系ホームページの本だったとは、面白いわね。本人はクリッカブルマップの説明が載っていたから買ったと言っていたけど」
──いやぁ、同系列の人なのかと思ったのになぁ(笑)
優子「で、結局、まったくプログラムらしい事はやってなかったわね。ま、ちゃんとGIF用プラグインの手直しだけは終わっていたみたいだからいいけど」
──帰ってきてからすぐに更新できたからね。それだけで今日はOKだね。

優子「どうやら千秋君が新しいマザーボードとCPU買うらしいわよ」
──仕事中にメールが山のように来た(笑) それにちゃんと返事返している私も、仕事しているのかしていないのか謎だけど。
優子「彼は買うパーツ買うパーツ、片っ端から不具合が起きたりして、ものすごく不幸よね」
──今度こそ、快適な環境を得られることを、心からお祈りするよ。

優子「本日の通勤読書〜は、あと数ページで終わる、昨日から読んでいる「アンドリューNDR114」ね」
──この日記書いた後、残りのページを読む予定。だから感想は追記で。
優子「いえっさー!」
──…何の真似?
優子「ロボット」
──個人的には、「イエス、マイマスター」の方が…
優子「ますたぁ〜? マニアックね…」

追記「アンドリューNDR114 の感想」
──読み終わったぁ。不覚にも最後で潤んでしまった…。
優子「ロボットの視点から、人間になろうというロボットを書くというのは、あまり見ないね。それに、これだけではネタバレにはならないだろうから言うけど、”人間の肉体を手に入れる事”以外で人間になったと言う点が、傑作と言いたくなる理由ね」
──例えばヨコハマ買い出し紀行のアルファはロボットのままで、ぼくのマリーのマリは人類の進化の種として人間の肉体を手に入れる結末で、自身が納得できる存在に成り得ているけど、それとはまた違ったアプローチで、人間としての存在に成ったロボットの話と言えると思う。
優子「映画もやってたみたいだから、ビデオが出たら是非見たいわね」

──ただそれとは別にして、こういうロボットが意志を持つという話って、SFやゲームなどによって概念を理解していれば良いんだけど、まったくそう言う概念を知らない人が読んでも意味が分かるのかな?
優子「人工知能って解釈で読めるんじゃない?」


2000/05/18 (Thu)
優子「ああ、私の勘違いだったみたい。4月頃までは、ゆうひさんからのメールが会社のメールアドレスで送られていたから、ずっと最近まで会社のメールアドレスだと勘違いしていたんですよ。よくよく調べたら、ずいぶん前から家のアドレスになってたのね」
──と言うことです。>ゆうひさん

──いやぁ、今日って、ちょっとだけ自分のプログラムの手直しをやっていた後は、ずーっと会社のホームページ作りの手伝いと、今日発売のCマガジンをだらだらと読んでいるだけで終わったね。
優子「ほんとーに、あんた、昼ご飯食べた後、半分以上意識が眠っていたじゃない」
──あはは。

優子「その会社のホームページ作り、どんどんデスマーチっぽくなってるわね」
──だねぇ。笑い話に出来るだけ、まだ私は当事者じゃないつもりなんだろうね。
優子「ふらふらとやって来た上司が、思いつきの要望を出したり、会社とは関係ないような写真を載せようなんて、冗談なのか本気なのか、半々で言ってたり」
──あと、やっと有る程度完成した頃になって、ファイル名の命名規則を追加したり、始めに決めといて一覧表でも作っておけばよいものが、出来ていない。
優子「まぁ、実際システム開発とか設計をやっている人達は仕事で出てるからね」
──デスマーチだねぇ…。
優子「ホームページって言ったら、情報系の会社にとっては、顔なのにねぇ…」

──本日の通勤読書。
優子「42個のショートショートを集めた「最後のメッセージ/阿刀田高(講談社文庫)」ね。サクサクっと一日で読めちゃったわね」
──純粋にネタのみを分析すると、よくあるネタばかりだけど、それでもよくもまぁそれだけのネタを書くことが出来たかと思うと凄いね。
優子「よく有りすぎるオチすぎて、どう書いて良いのか途方に暮れそうなのにね」
──ただ…印象には残ってないというのが…(笑) 昨日の「アンドリューNDR114」の印象が強すぎたね。


2000/05/19 (Fri)
──とまぁ、会社のホームページ作りも一段落付いたので、今日からまた、果てしないVisual C++のお勉強。相変わらずの壁紙チェンジャーを今度はSDIで作る。
優子「ねぇ、これって、AppWizardでドキュメント/ビューを選択しているけど、中身はダイアログベースと一緒じゃん」
──うっ…。だって、ドキュメントを使うようなネタが無いから、勉強ついでに何かを作ろうにも、何をしたらいいのか。

──おめでとう。今日の犠牲者はあなたです(笑)
優子「可哀想よね。こんな誰とも分からない奴の日記でネタにされているとは、きっと夢にも思ってないわよ」
──と、言うわけで。

ぷる氏と共に昼を食べ終わって、会社のあるビルに戻ってくると、エレベーターで他の階に行くのだろう女性と乗り合わせた。女性が乗り込み、私達もエレベーターに乗り込んで、さあいざ出発………ドアが閉まりません。
女性は、操作パネルに指を伸ばし、ポチッと押します。
…ドアは閉まりません。
ポチポチポチポチ…なんか一生懸命に女性はボタンを押しています。
…ドアは閉まりません。
ポチポチポチポチポチポチ…
そこで私が一言。
「ボタン、逆ですよ」
あっ…という小さい声が聞こえて、無事ドアは閉まりました。
その女性がエレベーターから降りた後、私はぷる氏と顔を見合わせて、
「うっしゃ、日記のネタゲット!」
と言ったのだった。

──ドアを閉じようとして、必死に「開く」のボタンを押し続ける人というのは、一生の内に何度も見られるモノじゃないからね。
優子「可哀想よね。その人も。こんな奴に見られちゃう何て」

優子「本日の通勤読書。「若きウェルテルの悩み/ゲーテ(新潮文庫)」ね。なんで?」
──殆ど受け狙いだけどね。でもまぁ、世界的な名作というモノを教養として読んでおくと言うのも、この通勤読書の目的ではあるから。
優子「いろんな目的があるのね」
──ちなみに、海外の古典文学の翻訳ものの特徴なのか、段落が長すぎたりして、ちょっと読みづらいね。

──アシスタント1号って、愛人1号みたいやな。
優子「誰が愛人よっ」


2000/05/20 (Sat)
──あはははははははは…。
優子「何誤魔化してるのよ」
──あははは…だってさ、ふと思い立って、私が使っているDVDドライブについて検索してみたら、解決法が見つかったんだもん。今まで何度か探しても分からなかったのに。
優子「どういうこと?」
──ずーっと、私の持ってるDVDドライブは、DMAが効かないとばかり思っていたんだけど、マザーボードに付いてきたCDから、バスマスタドライバを入れてみたらDMAが使えるようになったんだよ。
優子「つまり?」
──つまり、DVD-Videoが見られるようになった(笑) 多少もたつくけど、それはビデオボードか、CPUが弱いだけだと言うことで…
優子「なにそれ。つまりあんた、半年以上、本当は見られるはずのDVD-Videoが見られないって文句言っていたの?」
──恥ずかしながら(^^;;
優子「バカねぇ。でもさ、そう言うことなら、とってもお得だったと言うことじゃない?」
──そーだね。1万円以下のDVDドライブで、DVD-Videoが見られるんだからね。ドライブを買い直す前に気が付いた良かったよ。
優子「これで、DVDソフトを買うようになっちゃうのかもね」
──あう…。そんな浪費は、ヤバイですー。


2000/05/21 (Sun)
──なんだかんだで、DVD-Videoが見られるようになったので、なんか作品を買いに行く。数時間かけて、近所と隣の市まで行ってはみたものの、めぼしいものは無し。
優子「散財しなくて良かったじゃない」
──悔しいので、近所の友人から借りてくる。「ナデシコ劇場版」と、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
優子「あれまぁ、ブレア・ウィッチって、ずーっとレンタルビデオでは借りられなかったのに、こんな経由で見ることが出来るなんて良かったわね」
──とりあえず、160分と長い作品なので1時間だけ見て、残りは明日。

──なーんて、言ってはいるが、実は悔しいので、明日昼休みに、ヤマギワソフトへ行ってDVD-Videoを探してくる予定。
優子「懲りないわねえ。そうやってどんどん散財するのよ。まったく…」
──絶対なんか1本は買ってやる。安いのをだけど。

──てなわけで、殆どその買い物だけで終わってしまった一日だった。
優子「時には、パソコンに向かわない休日も良いんじゃない?」
──DVD見るために、ディスプレイは見てたんだけどね。


2000/05/22 (Mon)
──だぁ…つかれた。毎回、原因と成功するためのプロセスがいまいち飲み込めないセットアップを今日もやった。あのビデオボードのドライバは意味不明だ。
優子「結局、今日一日って、雑用と小間使いな仕事だったわね」

──と、言うわけで、この日記作者です。
優子「アシスタントです。ただダラダラ日記を書いてもつまらないと言うことで、引っぱり出されてきた、現在掲載中の小説の方のキャラです」
──てな感じで、もしかして日記を読んでくれる人が増えるかもと思いつつ、解説してみました。
優子「多分、日記なんて目もくれないと思うけど…」
──一応カウンタ自体はアップしてるんだしさ…。

──今週の窓の杜の新作ソフト紹介に紹介されてしまいました。
優子「http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/05/22/jpegcleaner.html ←ここね」
──有名所だねぇ。すごいねぇ…。まさかあのソフトがねぇ…。
優子「作成動機からして、邪なソフトなのにね。世の中分からないなぁ」
──でも、嬉しいことは嬉しいね。
優子「でもこれで確実に、ソフトウェアサイトとして見られるようになるわね。更新頻度から言ったら小説サイトだし」
──絵が生き甲斐なのに…。

──本日のビデオ(笑)
優子「ブレア・ウィッチ・プロジェクトを見終わったのね」
──らしさを全て排除した作りでした。最後の最後までずーっと同じ方法で撮られているというのが面白かった。
優子「でも、全く謎は謎のままね。ネタバレかしら?」

優子「あれ? なんかDVD-Video買ってきたの?」
──あ、うん。
優子「えーっと…YU-NOの2巻(3話と4話)…。さようなら…」
──あ、まって、帰らないでくれー。
優子「なんでまた、こう言うのを買うかな…」
──だって、1巻(1話と2話)見たところで、レンタル屋からコーナーが一層されてしまって、ずっと続きが見られなかったんだよ…。
優子「ふーん。あ、でもこれ、絵が綺麗じゃないね」
──うぐぅ。確かに作画レベルが落ちてるんだよね…。やはり、luv waveとか脅迫あたりを狙っていたら、もっと笑い話になったかも…。
優子「ならないならない」

──本日の通勤読書。「若きウェルテルの悩み」読書終了。
優子「眠いわね。ていうか、妄想男の一人らぶらぶ手記みたい。ま、とりあえず読んだというだけね」

追記
うわっ…日記の方の参照回数がほんの数時間前より30以上増えてるよ…。


2000/05/23 (Tue)
──今日は特に書くことがないんだよね…。
優子「会社の方では、予定していたVisual C++の勉強が、手伝いで引き受けたPerlとCGIになったのね。慣れたことばかりやっていたら、勉強にならないわよ」
──まぁねぇ。明日には終わるぐらいの規模のだからいいけど。たぶんVC++を使うのをなんだかんだやって逃げているんだなー。

優子「本日の通勤読書は…んんん?」
──古本屋で買ってきた「吉村作治の古代エジプト講義録(上)/吉村作治(講談社+α文庫)」だよん。
優子「エジプト? なんでまた?」
──なんとなく。
優子「あのねぇ…そんなんだから、ぷる氏に無節操と言われるのよ。それに下巻が見あたらないけど、どうしたのよ?」
──ああ、古本屋に無かったから、上巻だけ(笑)
優子「ときどき、あんたの事が解らなくなってくるわ…」

優子「すっごいわねぇ…。今日一日で、4000アクセス以上よ…」
──普段だったら、100日くらいかかりそうな数だな…。一応ダウンロード用にミラー用意したけど、みさとさんのサーバーに負荷掛けてないといいんだけど…。
優子「トップページだけ言えば、1分に3アクセス以上だからね。怖いから、逃げましょうか(笑)」
──あはははははは…。


2000/05/24 (Wed)
──ごっめーん。間違えちゃったぁ。
優子「て事で、帰ってきてから急いで直したから、ゆるしてあげてね」>みさとさん
──でも、未だに言い間違えちゃうんだよね。なかなか慣れないなぁー。

優子「本日の通勤読書。エジプト講義録、読書終了〜」
──おもしろいかったね。ピラミッドはお墓ではない…という見方や、実はピラミッドの内部には壁画は無いと言う事実など、知らなかったことが結構書いてあった。
優子「時には、まったく知らない分野の本を読むというのも良いものね。また別の分野の本も探しましょう」

──くはぁ…やられたー。昼休みに本屋で買ってきた「未来の恋人たち/犬上すくね(大都社)」の中の「My Little World」は、もろ私好みな話やー。
優子「ちょっと前の日記に書いていた、「恋愛ディストネーション」の作者の人ね」
──うん。だからとりあえず買ったんだけど、当たりだよー。うはぁ。
優子「あんたって、こういう話ばかり好きよね…」
──うん。ていうか、キミの設定も一時期そういうのにしようかと考えていたんだよ。
優子「そ、それは、お願いだからやめてな…」
──あはは。しかし、本を読んでいない人には、意味の分からない日記だな。


2000/05/25 (Thu)
──いーかげんやることが無くなってきた感じ。また再び本を読んで、だらだらとVisual C++の日々。
優子「そーんな事言いながら、仕事中にへんな小説書いてたじゃない。http://www.c-5.ne.jp/~itsuki/record/2000_05_08/20000525.txt こんなのをっ」
──あはは。既にその時は意識が半分眠っていたからね。
優子「5時から残りの一時間は、携帯メールで、千秋君とICQの様なメッセージ交換して時間を潰しているし。だれすぎよ…」
──あぅ。Delphiでも持っていって、勉強しようかな…。

──本日の通勤読書。「死亡遊戯/藤沢周(河出文庫)」です。荒んだ雰囲気の作品は好きですけど、これは好きにはなれなかったな。
優子「私もー。心理描写をしないという方法自体は面白いと思うんだけど、波長が合わない。18禁と言われるような内容がダメというわけではなくて、波長がね」
──でも、不思議に思ったけど、漫画のセリフでは伏せ字になる言葉も、活字では伏せ字にしなくても良いのだね。
優子「大人の都合なのよ、きっと」

──月曜にYU-NOと一緒に買った、DVDの「フリクリ」を今日になってやっと見る。
優子「意味不明ね。雰囲気はまさに今っぽい。それは誉めても貶してもないけど。でもテンポは面白いから見ていてイヤではないけどね」
──とりあえず、続きを買うかは検討中にしておこう。


2000/05/26 (Fri)
──突然のfairy.ccサーバーの消滅に、てんやわんやとしながら、会社で暇つぶしに移転準備をやったりしていたので、帰ってきてから、随分と楽だった。
優子「あれ? 今日は飲み会じゃなかったの? 酔ってないわね?」
──作業が山積みだったから、風呂で思いっきり酒を抜いてきた。目がさえてるよ。
優子「なんだ…少しは絡んできてくれるかと思ったのに…」
──ん? 何か言った?
優子「ぁ、いや、別に何でもないわよっ」


──と、云う感じの妄想日記なので、引かないように。>同僚N君へ


──NH21話は優子が大活躍だねぇ…。
優子「ねぇ、なんか邪な見方したら、私が健全じゃない感じがするんだけど」
──なにを仰る。友達想いの、いい娘じゃないか、キミは。
優子「想い…って、字がなんだか違うわよ」
──あれ(笑)?


2000/05/27 (Sat)
──同僚に引かれようと、別に止める気はない妄想日記。だからどうした、突き進めマイ人生!
優子「やけっぱちなのか、昨日の作業と寝不足で壊れたのか…」
──とりあえず、移転だけは全部終わったんだい。
優子「あとはメールね。リンクしてくれているところのメールアドレス、かき集めなきゃね」
──あぅ…面倒そう(笑)

──あぅ…と言えば、本日の読書。「Kanon -the fox and the grapes-/清水マリコ(パラダイム)」だね。Kanoの小説4冊目。まこぴー。
優子「ゲームではあんまり真琴編は気にならなかったけど、小説で改めて読むと、話せなくなっていった後ぐらいから、ぐっと胸に来るモノがあるね」
──だーだー涙流しながら読むというのは、もうお馴染みやね。通勤読書は出来ないな。

──小説の表現手法に対して、同じ様な考え方の人が居たというのは、嬉しいことだね。
優子「あちらの方は、あんたよりかなり書くのが上手いんだけどね」
──リンクページがまだ作りかけでコメント付いてないから、日記にも紹介してしまおう。

(でるふぃ・あいらんど/でるふぃさん)
http://members.tripod.com/delfy_m/

優子「side storyというページの小説がお勧めです」


2000/05/28 (Sun)
──具体的に何か残っている一日ではなかった。
優子「たまにはさ、のんびりしようよ」
──なんか悔しいな。これから、お題SS用の設定考えるか。
優子「月曜発表のアレね。0時を回ったら更新しよう」

──どうも仕事の為にVC++を勉強していて面白くないので、自分の引き出しを増やすために、「Delphi 4 Standerd」をインストールしてみた。
優子「早い早いとは聴いていたけど、本当にコンパイル速度が早いわね」
──デフォルトの状態に、メモとエディットとボタンを貼り付けて、ちょっとコード書いてみただけだと、コンパイル中という表示すら出ないで実行できるもんね。まるでインタプリタみたいな早さだよ。
優子「なんかさ、次のソフトはDelphiで作りたいよね」
──そーだね。Delphiも今後の需要が有るという話も聞くし、VCLだから面倒なことはやらずに、サクサク開発できるし。

──あ、ちなみに、この「Delphi 4 Standerd」はね、「C++ Builder 5 Professional」を買ったら、サービスとして付いてきたんだよ。正規ライセンス付きで、作成したソフトの配布も自由だし、太っ腹だねINPRISEさん。

──ふと思い立って、マザーボードに付いてきたCDを見ると、AGPのドライバが。
優子「ここに、Riva TNTに関する問題解決が云々…って書いてあるわね」
──もしかして、このドライバ入れたら、この前フリーズして使えなかったビデオボード使えるようになるのかなぁ…
優子「電圧が足りないかも…って原因も考えられるけどね」
──ちゃ…チャレンジしてみよう!

優子「と言うわけで、本日は23時過ぎから、ビデオボードの乗せ変えテストです。戻ってこられるかな?」

──うわーい(><)/
優子「見事に問題解決って感じね。全くフリーズしないし、DVDも解像度を落とさないで見られるなんて」
──明日は挫折していたキャプチャーの方もやるぞぉ。
優子「それはいいんだけど、毎回毎回ドライバアップデートして回復ってのじゃ、私は情けないよ…」
──動けばいいのさー。古いままで使っていた過去の私よ、さようなら〜


2000/05/29 (Mon)
──なにやら知り合いの方々に日記をよく見られているようなので、たまには真面目なことでも書くべきか。
優子「無理無理」
──え、えーっと…とりあえず、現在会社の方で暇つぶしに与えられているような感じのホームページ作りについて。
優子「ホームページって言うのは、一番最初のページのことなのよ」
──わかってるって。で、まぁ、それなんやけど、凄いことになってるね。ブラウザにバリバリ依存したり、JavaScript切っていたら移動できないページとか、意味不明な画像が沢山とか、フォントサイズを変えたら、がたがたになってしまうデザイン。
優子「まぁ、ほとんど作ったことが無い人ばかりだしね」
──もともと、これはサンプルとして提出して、実際に使うときはきちんとコーディングし直すのだと思っていたけど…どうやらこのまま使うみたいだね。
優子「でもさ、いいんじゃないの? 始めから地味ーな事だけやってたら、全然ホームページ作りに興味持てないし、まずは書くことってのが、プログラムの第一歩だし」
──そうだねー。と言うことだから、私は積極的に参加してない(笑)
優子「あのねぇ…」
──私がやるより、みんなの方がアイデアは色々出てくるし、それにHTMLの勉強にもなるだろうし。
優子「ほほう…それであんたは、全手動のリバーシゲームなんて作って、遊んでいるのね」
──あぅ。VC++の勉強なんだよ…。
優子「そういうオチ(言い訳)なんのね…」

──キャプチャーしてもフリーズしないよー。うわーい。
優子「でも画質荒いわね…」
──ほ、ほら、ソースが3倍モードのビデオテープだし。
優子「おまけに、MPEG1に変換するの、時間が凄く掛かるわね」
──CPUも少しだけクロックアップしたんだよ…366まで。それでも400のCPUだから規定値以下だけど。

優子「本日の通勤読書は、「とり残されて/宮部みゆき(文春文庫)」ね。また宮部みゆき氏の本ね」
──古本屋言ったついでだよぉ…。ところで、この作品集の中の「おたすけぶち」って、なんか「砂の女」な感じやねぇ。
優子「別にこういうネタ自体は良くあるネタよ。今回は、閉鎖した村の人々がどれだけ怖いかという所が際だって、ホラーよね」
──ホラーかぁ。後味の悪さというか、救いのない系統の作品なんだよね。この本は。あまり今まで読んだこの人の本の中では好きじゃないかも。


2000/05/30 (Tue)
──仕事時間と言う名の自由時間に、ひたすらJavaとDelphiをやっていた私。
優子「Javaの本、古すぎて、推奨されないAPIの連発だったわね」
──法全さん、たすけて〜。英語のチュートリアルだと、ソース以外の文章が読めないよー。
優子「Delphiは意外とすっきりしてるわね。C++Builderみたいに、関数のインプリメントの手前に、コメントで敷居線入れてくれたら、もっと見やすいんだけど」
──そうだね。明日も少しだけ使って遊ぼう。

優子「遊ぼうと言えば、まさかこんな事になるとはね」
──あはは。まさかVC++の勉強で作った「全手動リバーシ」とか「数当てゲーム」とかを一度見せてくれと部長に言われるとは。
優子「全く見せるつもり無かったものね」
──そーだよ。所々に、ぷる氏が持ってきたデジキャラットのビットマップを貼り付けていたり、意味不明な言葉遣いだったり、「うぐぅ…」なんてステータスバーに表示されていたりといった、ヤバイ物ばかりなのに。
優子「明日、会社行ったら、すぐさま直さなくちゃね」
──まいったね。本当に(笑)

──本日の通勤読書は、「ジーキル博士とハイド氏(スティーブンソン/新潮文庫)」
優子「タイトルは知っていても、詳しい内容は知らなかったのよね」
──ページ数も少ないし、薄いのでサクサク読めるけど、結構面白かったかな。ハイド氏とジーキル博士の不可思議な行動が徐々に盛り上がってきて、最後に謎明かし。
優子「下手なSF小説だと、禁じ手みたいな書き方よね。最後に独白で説明して終わるというのは。でもそれを差し引いても独白(っぽい書き方)への持って行き方が上手い」
──ま、これでまた一つ、タイトルだけ知っているという本が減ったと言うことです。

──ついにリニューアルした、BOISさんのサイト。作品ページからは、過去に日記で掲載されていた短編小説もまとめて読むことが出来るぞ。
優子「さぁいざ、http://www.blk.mmtr.or.jp/~bois/ へレッツゴーねっ」


2000/05/31 (Wed)
──それでも始めてみたら結構苦労する点も有るね。Delphi…と言うよりもPascalかな。
優子「Cのコードを思い浮かべてからPascalに変換して書いている感じだから、配列や関数への引数の渡し方とかで、どー書くのかな?とあやふやになってしまうのね」
──どっかで、ソースを手に入れてきて、じっくり見たいね。

優子「本日の通勤読書は、またまた宮部みゆき氏ね」
──「淋しい狩人/宮部みゆき(新潮文庫)」でした。ああ、この人の書く爺さんのなんとカッコイイ事か…。
優子「ナイスじいさんね。あんたもいい大人になりなさいね」


以下、個人的メモ。(5月に読んだ活字本)
・あの人がいる街へ/水上洋子(角川文庫)
・美奈の殺人/太田忠司(講談社)
・デスマーチ なぜソフトウェア・プロジェクトは混乱するのか/エドワード・ヨードン(トッパン)
・砂の女/安部公房(新潮文庫)
・デモン・スレイヤーズ/神坂一(富士見ファンタジア文庫)
・魔術はささやく/宮部みゆき(新潮文庫)
・アンドリューNDR114/アシモフ&シルヴァーバーグ(創元SF文庫)
・最後のメッセージ/阿刀田高(講談社文庫)
・若きウェルテルの悩み/ゲーテ(新潮文庫)
・吉村作治の古代エジプト講義録(上)/吉村作治(講談社+α文庫)
・死亡遊戯/藤沢周(河出文庫)
・Kanon -the fox and the grapes-/清水マリコ(パラダイム)
・とり残されて/宮部みゆき(文春文庫)
・ジーキル博士とハイド氏/スティーブンソン(新潮文庫)
・淋しい狩人/宮部みゆき(新潮文庫)

宮部みゆき氏の本を読みすぎ。もっと他の人の本も読まなくては。でも面白いからなぁ…。
スレイヤーズは別格として、アンドリューは結末がとても面白かった。
今月は教科書などに「名作」と書かれているようなものも手を出してみた。名前だけ知っているより、実際に読んだことがある方が当然良いわけで。
ちなみに4月の最後に、官能モノ(笑)も手を出したいと書いていたけど、実際に手元には確保してあるそう言う小説は、電車で読むには挿し絵が恥ずかしすぎるので、通勤読書はできない…。