百合作品リスト(商業系) - 2009年 私的年間ベスト10+α
(2010.01.01 更新)

年末年始は百合ランキング。と言うことで、今年も商業系百合作品の中から、私的なベストを振り返るランキングです。
対象は、2009年に発売・発表された商業作品で、私が視聴し終わっているもの。ですので、買ったまま積んである作品に関しては、残念ながら入っていません。すまんです。
一応、日記で感想書いているものに関しては、そこへのリンクも有ります。まぁ、勢いだけで書いているので、あいかわらずですが。では、なにかの参考にでもなりましたら。どうぞ。



表紙
画像
タイトル 発表媒体 役割 百合度
作者・レーベル ISBN・記番 お買い物リンク・関連サイト
コメントや思い出と感想など。(→当時の日記へのリンク)


百合少女 コスミック出版 キュンコミックス
アンソロジー 978-4774730233 amazon.co.jp
2009年は「つぼみ」や「COMICリリィ」「楽園」など、百合に期待のアンソロが沢山創刊されましたが、何気に執筆陣に好きな同人作家さんが半分くらい入っていたり、これの他に桜井家さんの同人誌のリメイク本を出したりと、コスミック出版の今後の百合展開に期待と言うことで次点。2010年も百合コミックス出してくれるかな?

384,403km―あなたを月にさらったら フランス書院 ティアラ文庫
向坂氷緒 978-4829665152 amazon.co.jp
主人公の思考が幼くなくて、なかなか笑える性格だったので、楽しく読めた一冊。一迅社アイリス文庫で百合が続かない現状で、なんとかこっちのレーベルは続いて欲しいと言うことで、2010年に期待の次点。(→09.09.10

カラミティナイト −オルタナティブ− ソフトバンククリエイティブ GA文庫
高瀬彼方 978-4797352672 amazon.co.jp
まさかの復活。忍君のポジションが、金髪美女にチェンジ。百合三角関係も楽しみな2巻の終わりだったのに、まさかの打ち切り(涙) でもあの復活時のうれしさは忘れられないので、記念の次点に。(→09.01.19
10
ソルフェージュ~Sweet harmony~ ガンホー・ワークス
PSP用ゲーム ULJM-05367 amazon.co.jp
発売が2008年12月ですが、プレイしてたら年越したので今年に入れました。恐ろしいまでに、百合ルートしかないゲーム。素晴らしい。音ゲー部分は全部スキップした(笑)(→09.04.09

あまがみエメンタール 一迅社文庫
瑞智士記 978-4094510973 amazon.co.jp
どこが「あまがみ」だよーと言いたくなるくらい、ぞくっとする痛い描写もありすが、簡単に切れない二人の絆が出来るまでの長い年月を連作短編でじっくりと読めます。(→09.02.21

ささめきこと(5) メディアファクトリー MFコミックス アライブ
いけだたかし 978-4840129169 amazon.co.jp
アニメ版はDVDが10年1月発売なので、2009年としてはコミックス5巻をピックアップ。うまく行かない話が進む5巻ですが、ここの溜めがあるから後がきゃっきゃうふふなのですよ。(ちなみに、再版された過去作のFADE OUTの2巻にもちょっとだけ百合有り)

まんがの作り方(1) 徳間書店 リュウコミックス
平尾アウリ 978-4199501159 amazon.co.jp
世界の危機も無ければ、めくるめく愛憎の展開もなく、ただ漫画家と漫画家で百合で、バカップルで、川口さんはおバカ(笑) この物語がどこへ行こうとしているのか、目が離せないですが、百合漫画の新しい一面を見た気がします。

ドラマCD 落花流水 ドラマCD
フロンティアワークス FCCC-144 amazon.co.jp
いろいろツッコミながらも、原作の笑いと百合をさらに広けて見せたドラマCDでした。きららMAXの中では、アニメ化も期待したい扱いだと思うのですが〜。ね?(→09.03.26

青い花 第1巻 TVアニメ
メディアファクトリー ZMBZ-5051 amazon.co.jp
主役の二人の声が、イメージぴったり。原作の漫画読むときも、今まで以上に頭に入ってくるようになりました。観てから読んで読んでから観るべし。でも売上は辛いらしい。今後の百合アニメのためにも、買うしか!

純水アドレッセンス 一迅社 百合姫コミックス
かずまこを 978-4758070416 amazon.co.jp
先生と生徒。ななおの真っ直ぐなブレない意志はかわいいなぁ。そして、松本の躊躇いや、自重心など、観ていて涙が出てしまうよ。幸せになってくれ二人とも。ライトなものではなく、ちょっとだけ踏み込んだ百合を読みたいという人にお勧めするときには必ず入れる一冊。

ゆるゆり(1) 一迅社 百合姫コミックス
なもり 978-4758070553 amazon.co.jp
この妙な間とか、ツッコミどころとか、それらの雰囲気がとても好きです。百合姫S本誌の、めくってもめくっても「ゆるゆり」というページ数にも毎度笑ってしまいますよ(笑) コミケででかいポスター貼ってあったり、百合姫Sの中では扱い良いよね。これはアニメかドラマCDか?と勘ぐりたくなる。

GIRL FRIENDS 3 双葉社 アクションコミックス
森永みるく 978-4575836738 amazon.co.jp
やっと、やっとここまで辿り着いたんだよ。そんなガッツポーズと共に、百合好きやってて良かったと思える3巻。去年、2009年の本命か?と書いたけど、ここはあえて完結するまで、見守ると言うことで2位。コミックハイ本誌での連載も毎月の生きる理由の一つです。

Candy boy DVD vol.2 【Lovely version】 ネット配信アニメ
ドワンゴ BMBL-0007 amazon.co.jp
今年も振り返ってみたら、やっぱりこれかなぁ。最後まで百合で姉妹で、いちゃいちゃで。ここで一旦終了なのが惜しい。でも漫画連載も始まったので、あらたな動きもあるか!? ちなみに、もう一つ【Friendly version】というのも出てまして、2つ買って応募家を送るとプレゼントが当たるのでしたが、送るの忘れてました(涙)(→09.06.25

アニメは他にも「咲-saki-」「かなめも」「マリア様がみてる 4th」とありましたが、振り返ってみたら「Candy boy」がインパクトと言うか、百合の熱さが記憶の中で一番強かったですね。
そして今年は、百合アンソロの創刊ラッシュ。ランキングには入ってないけど「百合少女」以外にも、「つぼみ」「楽園」「COIMCリリィ」と、コンスタントに発行予定というアナウンスが出ているのは、百合の勝利が来たと言うことか?
もちろん「百合姫」「百合姫S」も毎回読み飛ばす所がない百合で、この調子で、各誌2010年を乗り切ってくれると嬉しいですね。
小説もレーベルとしてはなかなか百合レーベルが続かないですが、いろんな所から百合小説が出るようになってきたので、これはいい傾向。出来れば、牽引してくれるリーダーレーベルがあるといいのですがね。
あとはベタな所でしょうか?
まー、かなり強烈に印象に残っている作品が今年はそれほど無い(言い換えると、些細な百合では動じない贅沢な身体になってしまったと言うことか(笑))からですかね?
2010年も、楽しい百合に出会えますように。


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