Chapter.1

00_genga.jpg ■下描き
さあ、絵を描こう…………と、やる気になるまで何もしません(笑)
小説考えたり、プログラム作ったり、鬱になったり、ゲームしたり、などして過ごします。
あ、大学行ったりもしてます。
今回は、ファイアーエムブレムのトラキア776というゲームをクリアした記念です。

で、いざ描き始めようと思ってから、リハビリです(笑)
そりゃ、ずっと描いていなかったわけですから、もうボロボロです。

描くときは安いPPC用紙に、お気に入りの0.3mmのシャーペンでげしげしと描いては、「あう…こんなんじゃなーい」と消しゴムで消すの繰り返し。
ここ最近は繊細な線の絵に憧れているのですが、全くその逆の絵になってきて寂しいです。
後、くりくりの瞳よりも、細く大人っぽい瞳が良いですね。ろりろり〜という感じより、スマートな感じの絵の方が好きなんで。

そしてしばらくだらだらと描いているうちに、線画汚い原画が出来あがります。


01_trace.jpg ■トレース
そんなこんなで原画は線が多くて汚いので、トレースします。
アートトレース台という兵器があるので、昼間の窓ガラスにへばりついて線をトレスする必要もなく、とても楽です。
あと、トレーシングペーパーも使いません。
どうもペラペラすぎてトレスする線に強弱を付けづらいので。

てことで、PPC用紙を重ねてシャープペンシルでトレスします。
出来るだけ線に強弱を付けるのを忘れないようにします。
昔は丸ペンに製図用インクでトレスしていたのですが、今はシャーペンの線質が好きなので。
決して、ペン入れが上手くできないからと言うわけでは……うぐぅ。

出来るだけ消しゴムで消す必要がないように綺麗にトレスしたら原画が完成です。
次はパソコンでの作業に移ります。


■スキャニング
02_scan.jpg

いよいよパソコンでの作業です。
まずはスキャナで原画を取り込みます。見ての通り、私の絵は小さいです(T-T)
取り込むときは、完成がCGなのか、印刷用なのかで取り込み方が違います。今回はCGが完成なので、そっちの方を。

まずいろいろ設定するところが有りますが、早い話なんでもかんでも「白黒写真(グレイスケール)」で「300dpi」で取り込みます。
白黒写真なのは、ただの線画なので。解像度が300dpiなのは、私のスキャナの光学解像度が300dpiなので。
光学解像度以上のdpiで取り込んでも、ソフトウェアで補完した線画しか取り込めないので、最良の解像度を選んでいると言うことです。
でも、300dpiで取り込むと、普通の絵では結構容量喰います。私の絵は小さいからそんなことはないけど。
そして、印刷用と違う所は、完成時のピクセルサイズの2倍の大きさを目処に出力サイズを変えます。
出力サイズを変える時は、解像度ではなく、ズームを使います。
(でもまぁ、後でPhotoShopで縮小すればいいけど。)

今回はPhotoShopでサイズ調整するのでズーム100%のまま取り込んでいます。
あ、忘れてましたけど、線の濃さなどは「AUTO」ボタンが有るので、そういうので済ませます。どうせ後でPhotoShopで調節しますので、そちらでやった方が綺麗です。
ただし、出来るだけ階調をバランス良く取り込めるようにします。黒、白、どちらでも極端に階調が飛ぶような取り込みをすると、ダメです。

そして、取り込みます。
(はぁ…長かった…。普通スキャン作業は10分もかかりません。)


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