特別企画
BITTERSWEET FOOLS を楽しむページ (2005.11.26 更新/2001.09.01 作成)
このページは、2001年8月31日に発売された、Windows用ゲーム、「BITTERSWEET FOOLS(minori)」を、より楽しむために個人的に調べたことをメモしているページです。
ゲーム中に出てきたネタに関して、あれこれと調べて羅列しています。
書いてある内容は、自分がネットなどで調べて、乱暴にまとめているだけなので、かなり適当です。
とりあえず、ゲーム中のキャラ達が、どんな本を読んでいたとか、どんな音楽を聴いたのか、どんな映画を見ていたのか、そう言ったのをより深く知る手掛かりになればいいと思います。
空欄など有りますけど、特に目に付かなかっただけで、人によっては興味の引く物があるかもね。
直接のネタバレは無いと思いますが、少しでもネタバレが嫌な人は、各話が終わってから見て下さい。
あとここは、ゲームの攻略を扱っているページではありません。
銃器に関して、突っ込みが入ったので、ちょこちょこ訂正しました。まぁ、Webから適当に検索してコピペした文章ばかりなので、許してねー。
クリア後の個人的偏見に基づく感想(ネタバレを含んでいます。ご注意を)
- ■第一話「誰のものでもない猫」
- 9マイルは遠すぎる
- ハリィ・ケメルマン/ハヤカワ・ミステリ文庫
英文学教授と地方検事のコンビが、学園町に起こる怪事件を次々と解決していくストーリー。
サクッと読める短編がメインですが、どの話もなーるほどと思えます。小洒落たミステリー。
- G3SG1
- 詳しい事は写真などを参考にしていただいて。
銃器に関しては、さっぱりなので知りたければ自分で調べて下さい(笑)
漫画「スプリガン」の主人公や、映画「シュリ」のイ・バンヒが使っていた銃です。
- モカ・マタリー
- モカの中でも人気の高い、サウジアラビヤ山岳地帯のイエメン産のマタリーです。
浅煎りでも深煎りでも好まれる薫り高い絶品です。
特有の香気と酸味で、浅煎りでも深煎りでも好まれるコーヒーの代名詞。
そーなんだー。今度見付けたら飲んでみよう。
- トロイメライ
- シューマン(R.A.Schumann 1810-1856)
ドイツのザクセン地方ツビッカウで生まれた。
トロイメライは「子供の情景/作品15の7」で、1838年に作られた。
トロイメライとは「夢」と言う意味です。
有名な曲らしいけど、私は知らなかった……。
ネットで探せば、オルゴールの音色のMIDIが見つかると思います。
- ■第二話「小鳥のみる夢」
- 運の神様
- レーニエは「そんな神様はいません」と言っていましたが……
日本でお馴染み「七福神」の「布袋尊」は「未来予知・金運」の神様で……って、いくらなんでも、フィレンツェに七福神は似合わないですね。
- ■第三話「籠の中には」
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- ■第四話「全世界がひとつの舞台、そして人間はみな役者にほかならぬ」
- ピエトロ・ベレッタのクーガー
- 人間工学を考慮して作られた握りやすさと構えやすさを備えた大口径のコンパクトピストル。
ベレッタ特有の雰囲気を残しつつ新たな技術を取り入れ、M92Fよりコンパクト化が図られている。
装弾数は従来と変わらない。
- 遠慮は美徳にあらず
- 遠慮が美徳なのは某島国だけ。自己主張が無いと、海外でははっきりしない奴だと思われてしまいます。
遠慮していても、誰か気づかってくれるだろうなどと考えてはダメなのです。
……元ネタは何なのかよく分からず。文化人類学?
- ラ・トラヴィアータ(椿姫)
- 第九話の「ヴェルディ『椿姫』」の項を参照
- ■第五話「黒兎」
- トランプのゲーム
- 「スコパ」花札に似たゲーム。
「コメット」UNOっぽい感じ。ルールは簡単そう。
「オールフォー」セブンアップとも言う。ややこしい(笑)ルール。
「コントラクトブリッジ」公式ルールが存在して各国に連盟も存在するらしいけど、やっぱり私も知らない。
「トラッポラ」これも難しそう。
全て、ネットでルールを調べることが出来ます。(たとえば「カードゲームルール集」とか)
- ■第六話「幕間劇 ずぶ濡れの雲雀」
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- ■第七話「あるべきなのかしら?」
- フィレンツェの大洪水
- 1966年11月
場所によっては6mの高さまで水が来て、数多くの美術品、文化財が被害をこうむった。
- ■第八話「空に響く願い人の詩」
- IP5
- 映画/1992年/フランス/1時間59分
監督・製作:ジャン・ジャック・ベネックス
脚本:ジャック・フォルジア
親に捨てられた黒人の男の子は、道路に絵を描く青年を慕っている。
青年は恋人を探して南フランスへ行く。少年も青年について行く。森で老人に逢った。
実際に見ましたが、神出鬼没な老人の印象が強い。そして、運命に対決する時の心構えも。
- ■第九話「懐に御用心」
- ヒッチコックの小説のタイトル
- 「鳥」というタイトルの作品が、1963年に映画化されています。
一羽のかもめが人間を襲った。それから鳥が人々を襲い初める。
ひたすら鳥が襲う。観たら鳥が嫌いになるらしい……。
- ドヴォルザーク「新世界」
- Antonin Dvorak(1833〜1897)
交響曲第9番ホ短調「新世界より」作品95
相変わらず、9番とか作品95とか、意味の分かっていない私ですが、「新世界」と「新世界より」は同じ物なのでしょうか?
それはともかく、ドヴォルザークと言えば、小学校の下校の音楽で有名らしいですね。
「ちゃーんちゃちゃーん、ちゃーんちゃちゃーん、ちゃんちゃんちゃーんちゃちゃーん♪」ってやつ。
- ヴェルディ「椿姫」
- ジュゼッペ・ヴェルディ(1813〜1901、イタリア)
イタリアが生んだ最大のオペラ作曲家で、「ファルスタッフ」「リゴレット」などの名作を数多く残している。
「椿姫」は、19世紀のパリを舞台にした作品。
高級娼婦のヴィオレッタは晩餐会でアルフレードに出会う。やがて二人は同棲するが……と言う内容。
- OSS
- Office of Strategic Services
CIAの前身として第二次大戦中に活動した「戦略事務局」のこと。
- ■第十話「サファイアブルーの幻想」
- ネグローニ伯爵
- カミーロ・ネグローニ。フィレンツェの老舗レストラン、カソーニの常連客。
伯爵がバーテンダーのフィスコ・スカルセルに作らせ、いつも食前酒として飲んでいたカクテルがネグローニ。
それを、1962年に店のバーテンダーが伯爵の許しを得て発表した。
で、そのネグローニ伯爵が他に何をした人なのかというと、めっきり情報が得られませんでした(笑)
- ■第十一話「地下水道の夢」
- フィリッピノ・リッピ
- フィリッポ・リッピ(1406-1469)とも言うのかな?
フィレンツェに生まれる。
「聖母子と天使」「聖母子と聖アンナの生涯の物語」など。
参考資料としては、こちらなどはいかが?
- ボティッチェリ
- Sandro Botticelli(1445-1510)
フィレンツェに生まれる。
初期ルネサンスの画家で、「ヴィーナスの誕生」「春」など。
参考資料としては、多くの画像を見られるWeb Museumやこちらなどかな?
- ジョヴァンニ・ミケルッチ
- イタリア合理主義建築。詳しい年表はネットでは見つからず。
「フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)(1932〜35年)」の他に、「フィレンツェ中央郵便局(1959年)」なども有名らしい。
あと、アルノ川に架かる「アッレ・グラツィエ橋」が、第二次世界大戦後にジョヴァンニ・ミケルッチを中心とする建築家集団によって新しいデザインに造り替えられている。
- モンロー効果
- 19世紀に米国のモンロー博士が発見した。
鉄板の上で火薬を爆発させると、火薬の爆発ガスによる熱エネルギーが鉄板を貫通する事。
その後の1920年にドイツの学者ノイマンが、弾頭内に円錐形のくぼみを作ることで、熱エネルギーの貫通威力を倍増させる事が出来るのを発見した。そのため、別名「ノイマン効果」とも言う。……らしい。
私にゃ、物理はぜんぜん分かりません(笑)
- ■第十二話「傷痕の夢」
- ヘッケラー&コッホのUSP
- 「USP」はユニヴァーサル・セルフローディング・ピストルの略称。
ドイツ軍がワルサーP38の後継機種として選んだヘッケラー&コッホ社のハンドガンP8の民間バージョン。
- ■第十三話「普通の存在たち」
- ファーヴェ
- 分類:マメ科/旬:3〜5月/原産地:イタリア
生で食べるソラマメ。
さやの長さが25cmほどの細身で、豆も小粒で、ひとさやに約7粒前後入っている。
- ポルチーニ茸
- イタリアではキノコの王様とも言われる香りの良いきのこ。
しかし松茸のように高級品と言うわけではなく、イタリアではボピュラーな食材のひとつ。
一般的には乾燥させたものが主流。ノンカロリーで食物繊維がたっぷり。
- キアーナ牛
- ラッツィオ州の北に位置するトスカーナ州の名産。白い牛。
ビステッカと呼ばれるフィレンツェ風のTボーンステーキが名物。味付けは塩コショーだけでシンプル。
- ■第十四話「殻を割るもの」
- 大地(パールバック/岩波文庫・新潮文庫)
- 岩波版と新潮版、共に全四巻。
中国の激動の時代に生きるある一族を、三代にわたって描いた長編。
- アプラクサス
- 古代ペルシアの民族宗教・ゾロアスター教の神。神でも悪魔でもある不可分の神のこと。
と思ったら、アプラクサスという言葉を創造したのは、心理学者のユングである、と言う説明も発見。
どっちなんだろう。
ちなみに、作中に出てきた「デミアン」の作者であるヘッセは、ユングと交友があったようです。なのでこの場合は後者の方かも。
- ヘンデルの三番
- ゲオルグ=フレデリック=ヘンデル(1685〜1759)
バッハとならぶバロック後期の代表的作曲家。
「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」など、大編成の曲を多く作った。
さて「三番」とは何なのか? 調べたのですけど、音楽に疎い私にはさっぱり。
なんとなく、バイオリン・ソナタ第三番なるものがある様な感じでしたけど……確定できず。
教えて偉い人!
- ■第十五話「私は私の好きな名前を呼ぶ」
- イタリア布石
- チェスの駒の並びを言っていると思うが、ネットの検索では見つからず。
その後、ルイロペスという定跡のことを指すのではないかという事に辿り着きましたが、確証はありません。
- 平和で退屈な時間というのは、忘却の最高のスパイスだ
- 何かからの引用らしいが、不明。
- チタニウムホワイト
- 使用顔料「酸化チタン(チタン白)」
使用油「ポピーオイル(けし油)」
毒性や混色制限がなく、亀裂、剥離、変色もないので、下描きから上描きまで使用出来る。
- サファイアブルー
- 青とも緑ともつかない色。
- レガッタ
- 艇(ボート)などのレース一般の呼び名。競技会。
- ■第十六話「現実に眠る姫君たち」
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- ■第十七話「駆けていく兎」
- 孤独はこの世で最も憎むべき悪魔だ
- 何処かで聞いた事のある言葉。名言事典などを調べてみようかな。
- ■第十八話「全ての者に降る雪」
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- ■第十九話「瞳から落ちるもの」
- シェイクスピア「ヘンリー四世」
- 「リチャード二世」「ヘンリー四世 第一部」「ヘンリー四世 第二部」「ヘンリー5世」の史劇4部作の中の二つ。
「ヘンリー四世」では、先王リチャード二世を廃して新王統を創設した、ヘンリー四世の時代が舞台。
皇太子ハルや、フォルスタッフなどが登場。
- CZ75
- 旧チェコスロバキアのセスカ・ゾブロジョブカという兵器メーカーが開発。
世界戦略ダブルアクションオートマチック拳銃。
「ガンスミス・キャッツ」でラリー・ビンセントが使用していた。
ちなみにその昔、私が二番目に買ったエアガンがCZ75だった。最初に買ったのはコルトパイソン357マグナム……。<誰も訊いちゃいないって。
- ■第二十話「グッバイ・イエスタディ」
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「BITTERSWEET FOOLS」は、minoriの製品です。
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